akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

2016ワールドチャレンジカップ・バクー大会

アゼルバイジャンで行われているワールドチャレンジカップ・バクー大会、今日は全種目の決勝が行われました。
日本からは白井健三選手、萱和磨選手、早坂尚人選手、長谷川智将選手が出場。

日本勢の結果は、
床、白井健三選手が優勝(16.150)、早坂尚人選手は8位(12.200)。
あん馬、長谷川智将選手が優勝(15.400)。
つり輪、萱和磨選手が2位(14.800)、長谷川智将選手が4位(14.450)。
跳馬白井健三選手が優勝(14.975)。
平行棒、萱和磨選手が3位(15.250)、白井健三選手が4位(15.000)。
鉄棒、長谷川智将選手が優勝(14.800)。

日本勢が床、あん馬跳馬、鉄棒の4種目で優勝、全ての種目で表彰台と強さを見せました(^^)
白井健三選手の床、予選で着地が乱れたH難度の新技「シライ3」を決勝では行わず、確実な演技を決めてきました。
それでもG難度のリ・ジョンソンを含む超高難度の構成なのですが、余裕をもって決めてくるところがさすがの世界王者です(^^)
跳馬のシライ/キムヒフン、ドゥリッグスの着地も素晴らしかった。
平行棒の降りもF難度の前方2回宙返り1/2ひねり降りを決めてましたね。

長谷川智将選手があん馬、鉄棒と好調な演技、特にあん馬は大きな開脚旋回、ブスナリと魅せる構成を安定感のある実施で素晴らしかった。

萱和磨選手がつり輪の降り技でF難度の伸身新月面宙返り!平行棒の降り技でF難度の前方2回宙返り1/2ひねり降りと攻めた演技を決めて素晴らしかった。
あん馬も予選でミスがあり、決勝には残れませんでしたが、ブスナリを2つ入れDスコアを7.2まで上げた構成を行っていて、驚きました。

早坂尚人選手は得意の床で尻もちをつくなど、大きなミスが残念でした。アップなしの一発勝負の国際大会の難しさを感じました。

海外勢では、地元アゼルバイジャンのオレグ・ステプコ選手が平行棒で優勝するなど、活躍を見せてました。
つり輪で優勝したトルコのイブラヒム・チョラック選手も力強い演技見せてました。

まだ2月の早い時期であり、選手たちの調整も大変だったと思いますが、いろいろな挑戦が見られて、オリンピックイヤーにかける意気込みが感じられる大会でしたね。
オリンピック予選に向けて頑張って欲しいです\(^o^)/