akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

種目別決勝後半 2010ロッテルダム世界体操選手権

体操、世界のスーパースター達の祭典、世界体操選手権も早いもので最終日、種目別決勝後半が行われました。
男子平行棒、日本の内村航平選手が第一演技者で登場!
左肩の痛み、連戦の疲れを感じさせない、丁寧で次から次へと流れるような演技、ライヘルト~前方開脚宙返り、素晴らしいです(^O^)/
そして着地も決めました!!
15.5の高得点で、銅メダルを獲得!!
団体銀、個人総合金、床銀、平行棒銅と計4個のメダル獲得。日本のエースとして大車輪の活躍です。

中国のテン・ハイピン選手が銀メダル、フェン・ゼ選手が金メダルでした。
フェン・ゼ選手は、D得点が高かったです。
植松鉱治選手は5位でした。

男子跳馬は、D得点7.0の技が続出するハイレベルな争いでした。
フランスのトマス・ブヘル選手が金メダル。
ロシアのアントン・ゴロツフコフ選手が銀メダルでした。
共にルーユーフとドラグレスクと大技で、着地勝負というハイレベルな勝負でした。

男子鉄棒、日本期待の植松鉱治選手は、伸身コールマンを決めて、場内を沸かせますが、アドラー1/2ひねり~コバチで落下。
落下後も屈伸コバチ、コールマン、アドラー1回ひねり~伸身コスミックと大技連発で会場を盛り上げます。途中車輪がゆがみますが、場内の声援とともに持ち直し、最後の着地は伸身新月面で決めました。
植松鉱治選手、成功すれば金メダルも狙える演技なだけに、落下は悔やまれますが、その思い切りのいい演技は、世界中に大きなインパクトを与えました!

2人目は地元オランダのエプケ・ゾンダーランド選手が登場、コバチ~コールマン、アドラー1/2ひねり~ゲイロード兇搬腟擦鯱発し、会場の大声援を味方に着地も決め、高得点を出します!!16.033

アメリカのダネル・レイバ選手、ジャパンカップなどで日本にもおなじみの選手ですが、腕を真横に伸ばして回る大きな伸身コバチ、伸身トカチェフ一回ひねりなど、魅力的な大技を繰り出しました。
着地はずみますが、いつものアメリカのコーチがダイナミックに飛び跳ねて喜んでいました。ビデオカメラがコーチの動きを追っているのもおなじみになってますね。

ファビアン・ハンビューヘン選手、ドイツのスターが得意の鉄棒で登場、大技を美しく、しなやかに決めて、さすがの着地!決めてきます!15.966の高得点

これは地元オランダのエプケ・ゾンダーランド選手の優勝かと思えば、最後に登場、中国のジャン・チャンロン選手、去年の鉄棒金のズウ・カイ選手に代わって代表入りしてきただけありました。
伸身トカチェフ~リバルコ、アドラー1/2ひねり~トカチェフひねり片大逆手、エンドー1回ひねり大逆手~伸身イエガー、アドラー1回ひねり~ヤマワキ、まさかの組み合わせ加点4つ^_^;
着地動きますが、7.5ものD得点がものをいい16.166の高得点で優勝しました。
銀メダルはオランダのエプケ・ゾンダーランド選手、銅メダルはドイツのファビアン・ハンビューヘン選手でした。

女子の床と平均台、地上波では、女子個人総合金メダルのアリヤ・ムスタフィナ選手の1演技だけが放送され終了というとんでもないことをフジテレビがやらかしてくれました。
メダリストはおろか、優勝者すら映されないというのは、いくらなんでもひどい。来年の東京世界選手権では、こんなことがないようにしてほしいものです。

体操の祭典、世界選手権もこれで閉幕。
夜更かしして、テレビ放送を見ていましたが、世界のスター選手達による華麗で素晴らしい演技の数々、そして我らが日本チームの活躍が光り、すごい見てて面白かったです。
日本の美しい体操は、我々に勇気をくれました。
ありがとう!!
来年の東京の世界選手権は、絶対に見に行くぞ!!(^O^)/