akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

2010全日本体操選手権個人総合決勝

全日本体操選手権個人総合決勝見てきました。
日本の今シーズンの開幕戦にあたる大会ですが、
やっぱり各選手、新しい技に取り組んだり、D得点を
あげてきたりしていて、その成果が出てました。

内村航平選手は、初日にまさかの鉄棒2回落下で、
4位スタートで心配しましたが、
今日は、素晴らしい演技を連発してました。
床を高得点で、スタートし、あん馬で1回落下がありましたが、
つり輪は、着地まで決め15.35の高得点!
跳馬でもシューヘルトで着地ピタリ!
平行棒では、盛りだくさんのバラエティに富んだ構成を
軽やかにリズミカルにこなし、着地も決め15.75の高得点!
鉄棒では、昨日落下しているので、ドキドキして見ていましたが、
次々に手放し技を成功させ、着地を見事に決めました!
15.625と高得点を連発し、まさに進化した世界チャンピオンの力を
見せてくれました。
昨日の1.2点差を跳ね返し、2位に2点以上の点差をつける
圧倒的強さで見事優勝しました。
2位には鉄棒で7.6(内規適用)もの高いD得点の演技で、16.275の
高得点を獲得した植松鉱治選手が入りました。
3位にはつり輪で高難度の技を連発し、跳馬でロペスを跳んだ
山室光史選手が入りました。
4位には昨日首位の中瀬選手が入りました、あん馬と平行棒の失敗
が痛かった。
5位に森赳人選手、鉄棒では、伸身トカチェフ
開脚トカチェフ2分の1ひねりの連続で場内を
沸かせてました。
6位には、鉄棒でダイナミックな手放し技を連発した水鳥寿思
が入りました。怪我で本調子ではない中、大きなミスを
出さずに我慢の演技、見事でした。

今回、注目の技としては、跳馬で馬場亮輔選手が、ドラグレスク
を実施していました。
手をついた着地でしたが、日本人として初めての実施、
凄かったです。
田頭剛選手の跳馬はロペス。着地をピタリと決めて、
素晴らしかったです。得点は、なんと16.675!

女子では、世界選手権個人総合銅メダリストの
鶴見虹子選手が優勝し、5連覇を達成しました。
2位に笹田夏実選手、3位に谷口佳乃選手と
去年の国際ジュニアで活躍した注目のジュニアが
ついに上位に来ました。
4位に田中理恵選手、美しいダイナミックな
演技が光ってました。

今シーズンも日本の体操は美しく、強いですね。
素晴らしい演技、たくさん見れました(^o^)/
代表争いも熾烈なので、来月のNHK杯楽しみです。
頑張れニッポン!!