akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

2019シュトゥットガルト世界体操選手権男子予選2日目

シュトゥットガルト世界体操選手権、予選2日目、最初の5組に日本チーム登場!

日本チームは258.026。

5組終了時点でロシアに次ぐ2位に着けました。

世界選手権初出場の橋本大輝選手が大活躍!

あん馬で14.883(D6.0、E8.883)、跳馬で14.766(D5.6、E8.166)、鉄棒で14.366(D6.1、E8.266)、床で14.433(D5.8、E8.633)と出場した4種目でチームトップの得点を出し、鮮烈な世界デビューとなりました。

萱和磨選手は、6種目でさすがの安定感を見せ、85.731、5種目終了時点で個人総合予選ロシア勢2人に次ぐ暫定3位に着けました。

谷川翔選手は、最初のあん馬は14.400と高得点を出したのですが、跳馬のロペスで足を痛めてしまい、それが響き、鉄棒カッシーナで落下、床でも後方3回ひねりで転倒してしまい80.531。個人総合決勝に進めないというまさかの結果になってしまいました。

本会場練習で左足首を痛めて心配された谷川航選手は、あん馬、つり輪、平行棒の3種目に出場、本来の着地とはいかなかったですが、大きなミスは出さず、足は順調に回復してきてますね。

神本雄也選手は、平行棒で14.700を出すなど、出場した5種目でミスのない演技、チーム得点を守る最後の砦の活躍を見せました。

日本チームは、ミスもありながらも、他の選手がリカバーして、チーム一丸で予選を戦い切りました。

橋本大輝選手の鮮烈なデビューは、まるでロンドン五輪加藤凌平選手のデビューをみているような頼もしさがありますね。

 

第6組に3強の一角、中国が登場。

中国もあん馬で3人が落下。平行棒ではあの鄒敬園選手がティッペルトでバータッチのミスがあり、3連覇がかかっていた平行棒の種目別決勝を逃すという信じられないミスもありました。

それでも他は高得点を連発し、終わってみれば、日本を上回って2位にきました。

1位ロシア 259.928

2位中国 258.354

3位日本 258.026

日本と中国の差は僅か0.328。

とはいえ、中国も今日出たミスがなければかなりの得点の上積みが予想されます。

決勝は、ミスの許されない熾烈な戦いになると思いますが、日本チーム一丸となって頑張ってほしい!

谷川翔選手の本来のしなやかで力強い美しい演技を団体決勝では世界に見せてほしい!

頑張れニッポン\(^o^)/

2019シュトゥットガルト世界体操選手権男子予選1日目

世界選手権男子予選1日目が行われ、3強の一角ロシアが登場。
好調な演技を並べ、259.928もの高得点で首位に立った。
個人総合でもニキータ・ナゴルニー選手が87.333で暫定1位、アルトゥール・ダラロヤン選手が86.531で暫定2位。
 
団体の259.928は既に去年の優勝スコア中国の256.634を3点以上も上回っています。
個人総合に至っては、去年の銅メダリストのニキータ・ナゴルニー選手が当たり前のように87点台出してきました。6種目合計Dスコアは36.5にも及び、去年より0.4もアップ。
床で後方3回宙返り(H)を難なく決めると、3連続もあったり、ラストにムーンサルトと独創的なD6.4の構成で14.900の最高得点。
恐るべしですね。
 
去年の個人総合金メダリストのアルトゥール・ダラロヤン選手も去年白井健三選手を上回って優勝した床の難度を6.2→6.5に大幅アップ。実施で着地が去年のようにピタピタッとはいかなかったが、全て腰高着地で一足以内の動きに抑えていて、精度の高さを感じました。14.733の高得点。
あん馬はブスナリは決めたが、危ない箇所があり、13.366と減点されて冴えない表情。それでも6種目合計86.531と十分高得点出してきました。Dスコアを36.1と世界王者になった去年より0.8も上げていて、恐るべしですね。
 
日本の予選は今日の午後5時からですね。現地時間10時からの朝1番の組なので、不利な面ありますが、頑張ってほしい。
本会場練習で左足を痛めた谷川航選手は出場出来るとのこと。予選は床、跳馬は回避。
決勝は床、跳馬も演技する予定とのこと。
日本チームも美しい体操世界に見せつけて、一丸となって頑張ってほしい❗

2019シュトゥットガルト世界体操選手権女子予選

シュトゥットガルト世界体操選手権、開幕しました。

女子の予選が終了し、日本女子は11位。上位8位までの決勝進出は逃しましたが、アメリカ、ロシア、中国の3カ国を除く上位9チームまでに与えられる東京五輪の団体出場権は獲得しました。

1位 アメリカ 174.205

2位中国 169.161

3位ロシア 168.080

4位フランス 166.713

5位カナダ 162.922

6位オランダ 162.663

7位イギリス 161.963

8位イタリア 161.931

9位ドイツ 161.897

10位ベルギー 161.238

11位日本 161.228

12位スペイン 159.021

13位オーストラリア 157.945

14位ブラジル 157.596

15位ウクライナ 156.961

 

女子個人総合予選

1位シモーネ・バイルズ選手(アメリカ) 59.432

2位スニッサ・リー選手(アメリカ) 57.166

3位メラニーデジュサス・ドスサントス選手(フランス) 56.782

4位アンジェリーナ・メルニコワ選手(ロシア) 56.599

5位グレース・マクカラム選手(アメリカ)55.906

6位リウ・ティンティン選手(中国) 55.865

7位リ・シジャ選手(中国) 55.732

8位ニナ・デルワエル選手(ベルギー) 55.441

9位エリザベス・ブラック選手(カナダ) 55.199

10位エリザベス・サイツ選手(ドイツ) 54.999

11位フラヴィア・サライバ選手(ブラジル) 54.932

12位リリア・アハイモア選手(ロシア) 54.932

16位寺本明日香選手(日本) 54.132

23位畠田瞳選手(日本) 53.232

 

寺本明日香選手も右足首、杉原愛子選手も左足首を痛めているこの状況のなか、固さはみられたものの、大過失を出さずに日本女子チーム力を発揮しました。

去年の世界選手権予選5位のブラジルが今大会は負傷者を出して14位、東京五輪団体出場権を逃す事態もあり、今大会の東京五輪団体出場権争いが、いかに熾烈だったかが伺えます。

かつての体操王国ルーマニアも22位と依然低迷したままなのも驚きです。

この状況のなかで、日本女子チームが東京五輪団体出場権を死守出来たのは良かったです。重責を見事に果たしてくれました。おめでとうございます!

その一方で2008年北京五輪から団体戦のあった8大会連続して続いていた決勝進出は逃しました。

そこまで大きなミスを出さずに演技をしていたのに、日本チームの点が思うように伸びなかった感じありました。

開催地がドイツということで、ヨーロッパ勢に有利に働いたところもありますね。

日本女子チームにとっては、去年の世界選手権個人総合銀メダリストエースの村上茉愛選手が腰痛でNHK杯を棄権、今回の世界選手権代表から外れているのが、大きく影響しています。

決勝進出ライン8位イタリア161.931と日本161.228との差は0.703。村上茉愛選手が加われば十分に上回ることが出来ますね。

来年の東京五輪では、万全の体制で臨んで逆襲してほしいです。

10月10日の個人総合決勝に寺本明日香選手と畠田瞳選手が出場するので、団体出場権争いの重圧から開放された伸び伸びとした演技を見せて頑張ってほしいです!

 

それにしても予選1位通過のアメリカ。エースのシモーネ・バイルズ選手は、床でJ難度の新技の後方かかえ込み2回宙返り3回ひねり(男子でいうリ・ジョンソン)を成功。

平均台でもH難度の新技の新月面降りを成功させるなど、異次元の強さを見せてますね。驚異過ぎます。

 

男子の予選も今日10//6から始まりますが、10/4の本会場練習で谷川航選手が左足を負傷するアクシデントもありました。

その他は本会場練習良かったようで、谷川翔選手は、跳馬でロペス(D5.6)、鉄棒でカッシーナをかなりのクオリティで成功させていて、Dスコアも急激に上がり個人総合も期待できますね。去年の中国製の器具よりは全然やりやすいもよう。

それは中国もロシアも同じで、好調な調整を見せてますね。

谷川航選手が出れるかどうかはぎりぎりの判断になってきそうです。

当初の計算は早くも崩れたものの、今回の日本チームはオールラウンダーが揃っているからそうそう得点は落ちない。リカバーも含めてチーム力が問われます。

日本チーム総力戦で頑張ってほしい!

 

世界体操選手権公式サイト リザルト

https://www.stuttgart2019.de/results/

FIGサイト リザルト

https://live.gymnastics.sport/schedule.php?idevent=14274

2019シュツッドガルド世界体操選手権迫る

今年の世界選手権も10月4日から予選が始まるということで、近づいてきました。2007年と同じドイツのシュツッドガルドで行われますね。

2007年の時のシュツッドガルド大会は、男子個人総合で波乱がおきまくったといった印象が残っていますが、今大会はどうなるでしょうか?

 

シュツッドガルド世界選手権日程

10月04日 女子予選1日目
10月05日 女子予選2日目 日本9班ゆかから(日本時間20時30~)
10月06日 男子予選1日目
10月07日 男子予選2日目 日本5班あん馬から(日本時間17時~)
10月08日   女子団体決勝 (日本時間21時~24時5分 )

10月09日 男子団体決勝 (日本時間20時45分~24時)
10月10日 女子個人決勝 (日本時間23時~25時45分)
10月11日 男子個人決勝 (日本時間23時~26時25分)
10月12日 種目別決勝前半 (日本時間23時~26時50分)
10月13日 種目別決勝後半 (日本時間20時~23時50分)

*ドイツとの時差は7時間、日本が進んでいます。

テレビ放送予定(テレビ朝日

10月8日 23時~「女子団体決勝」

10月9日 23時~ 「男子団体決勝」

10月10日 24時15分~ 「女子個人総合決勝」

10月11日 24時20分~ 「男子個人総合決勝」

10月12日 23時30分~ 「男女種目決勝 第1日」

10月13日 24時5分~ 「男女種目決勝 第2日」

予選の放送が当たり前のようにないのが、まず残念ですね。

むしろ予選が一番大事といっても過言でないのに!

大会ホームページにあった試合開始時刻とテレビ朝日の放送予定時間がずれているので、どうやら今どきディレイ放送のようです。

オリンピック前年の大事な世界選手権なので、生放送してほしいところです。

このままだと東京五輪までディレイ放送になるのではないかと、心配になります(^_^;)

どれも夜ふかしして、見れる時間帯なので、午前4時から放送されたリオ五輪よりは、まだ見やすい時間と言えますね。

 

注目の男子団体戦ですが、日本チームのオーダーと得点を勝手に予想してみました。非公式なので注意。

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全日本やNHK杯をベースにしましたが、各選手がDスコアアップに取り組んでいるので、それ以降の全日本種目別選手権、ユニバーシアード、全日本ジュニア、全日本シニアなどで高かった得点とDスコアに入れ替えています。
谷川翔選手が床、あん馬跳馬、平行棒の4種目、

萱和磨選手が床、あん馬、つり輪の3種目、

谷川航選手が床、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒の5種目、

橋本大輝選手があん馬跳馬、鉄棒の3種目、

神本雄也選手がつり輪、平行棒、鉄棒の3種目と団体戦のオーダーを予想。

谷川翔選手は、7月のユニバーシアード以降、鉄棒でカッシーナを入れたD5.9の構成に挑戦してきているので、調子によっては、鉄棒が谷川航選手と入れ替わる可能性もありますが、どこまで安定させることが出来るかにかかってますね。

団体決勝では、戦況に応じてオーダーが変更されたり、技を抜いたり、攻めたりしますので、あくまで参考程度ですが、日本チームの合計Dスコアは108.3(非公式)にまで達し、チーム得点は261.128(非公式)までいく試算ですね。
去年の世界選手権の優勝スコアが中国の256.634、2位ロシアが256.585、3位日本が253.744なので、計算上は去年の優勝ラインを上回っているので、今回の日本代表のポテンシャルも高いです。
中国とロシアも去年からかなりDスコアを上げていて、恐ろしいことに共に110点台に乗せてくるんじゃないかという予想もあるので、ライバル達もかなり得点を上げてきそうです。
日本チームはこれまで大黒柱だった内村航平選手と爆発的な得点力を誇っていた白井健三選手、美しい体操の体現者田中佑典選手が怪我で代表から外れました。
今回の日本代表は、谷川翔選手、萱和磨選手、谷川航選手、神本雄也選手、橋本大輝選手というフレッシュなメンバーで挑みます。

減点が厳格になった前回の世界選手権を踏まえて、この一年、演技の細かいところまで修正して強化してきた日本チーム、その真価を見せる時です。

非常に厳しい戦いが予想されますが、来年の東京五輪につながるような演技を期待、世界を驚かせてほしい!

頑張れニッポン\(^o^)/

千葉県が優勝!いきいき茨城ゆめ国体2019少年男子の部決勝

いきいき茨城ゆめ国体2019、日立市池の川さくらアリーナに見に行ってきました。
今日は少年の部決勝が行われました。

品川駅から常磐線特急ひたちで約1時間50分。
日立駅、初めて降りましたが、まるで空港のようなカッコいい外観と海が見える素敵な駅でした。
国体観戦の人は体育館までのバスが無料で乗れるチケットを駅を出た案内所でもらえました。案内もしてもらえて迷わずバスに乗れてよかったです。

駅から10分くらいで日立市池の川さくらアリーナに到着。
体育館は、国体ののぼりがたくさん立っていたり、何かを売っているテントがあったりして、さすが国体賑わっていて、いつもの体操の試合とはまた違ったお祭り的な雰囲気ありました。
バスの無料チケットの半券でくじがひけて、ハンドタオルが当たりました。
13時くらいに試合会場に入ると、2班(予選7位~12位)の演技が行われていました。
立ち見が出るほどの盛況ぶりで、空いている席がなかなか見つかりませんでしたが、平行棒の近くの席に座ることが出来ました。
地元茨木県のチームが出場していて、声援が凄かったです。

15時から少年男子3班(予選1位から6位)が始まり、予選1位の千葉県、世界選手権代表の橋本大輝選手(船橋市立船橋高等学校)と予選2位大阪府の北園丈琉選手(清風高等学校)のスーパージュニア2人が出場するとあって、注目が高まります。
橋本大輝選手は、世界選手権代表、飄々としているようで落ち着いた感じが頼もしく、貫禄出てきました。
北園丈琉選手は、背が伸びたでしょうか、大きく見えますね。こちらはユース五輪五冠の実力者、風格あります。

場内には水鳥寿思強化本部長も2人に熱い視線を送ります。

 

第1ローテーション
千葉県床
橋本大輝選手(船橋市立船橋高等学校)。高さのあるルドルフを決めます。後方3回ひねりは、後ろに一歩跳ねますが、腰高の着地の演技素晴らしかったです。
14.200(D5.8 E8.4)

大阪府あん馬
北園丈琉選手(清風高等学校)。最初から最後まで開脚旋回の構成、腰の位置が高く、大きい開脚旋回素晴らしかった。
降り技が危なかったですが、最後まで持っていきました。ガッツポーズ!
13.950(D5.8 E8.150)

岡山県跳馬
土井陵輔選手(関西高校)。ドリッグス(D5.2)着地ピタリ!
キレのある跳躍、安定感ありました。
14.500

 

第2ローテーション
千葉県あん馬
橋本大輝選手(船橋市立船橋高等学校)。トンフェイ、開脚旋回前移動、開脚旋回後ろ移動、降りはE難度!素晴らしい演技!
ガッツポーズ出ました!
14.500(D6.0 E8.500)

大阪府つり輪
北園丈琉選手(清風高等学校)。中水平、十字懸垂と力技頑張っていました。降りは伸身新月面宙返り降り(F)、着地も僅かに弾む程度で決めいい演技でした。
高校2年生のジュニアが伸身新月面宙返り降りを決めてくるとか末恐ろしい凄さですね。
14.150(D5.6 E8.550)

岡山県平行棒
土井陵輔選手(関西高校)。ヒーリー、バブサー、ティッペルト、屈伸ダブル後ろに一歩跳ねました。
基本がしっかりしていることを感じさせる倒立が美しい安定感ある演技よかったです。
14.300

 

第3ローテーション
千葉県つり輪
橋本大輝選手(船橋市立船橋高等学校)。アザリアン、十字懸垂、新月面降り着地一歩。
予選で行わなかったつり輪を決勝では行ってきました。
いい演技でした。
13.650

金田希一選手(船橋市立船橋高等学校)。後転中水平、中水平、高校生とは思えない姿勢の見事さでした。倒立でバランスを崩すも力で立て直しました。
降りは後方2回宙返り一回半ひねり。
14.200

大阪府跳馬
北園丈琉選手(清風高等学校)。ドゥリッグス、着地も決めてきました。
少し前までアカピアンを実施していたとは思えないほど、完成度高いドゥリッグスです。
14.400

 

第4ローテーション
千葉県跳馬
橋本大輝選手(船橋市立船橋高等学校)。ロペス(D5.6)を実施。後ろに一歩。非常に腰高で安定した跳躍見事でした。
14.900(D5.6 E9.300)

大阪府平行棒
北園丈琉選手(清風高等学校)。ヒーリー、ササキ、ティッペルト、バブサー(E)、前方かかえ込み2回宙返り半ひねり降り(F)、着地横に半歩。
素晴らしい内容と実施!
ガッツポーズ出ました!
15.100!(D6.3 E8.800)

岡山県
土井陵輔選手(関西高校)。切れのある演技!
軽さを感じるくらい安定感ありました。
14.750(D6.1 E8.650)

 

第5ローテーション
千葉県平行棒
橋本大輝選手(船橋市立船橋高等学校)。バブサー(E)なめらかでスムーズな実施。

後方屈伸2回宙返り(D)着地1歩も安定感ある演技でした。

14.250

大阪府鉄棒
北園丈琉選手(清風高等学校)。
なんとカッシーナを実施してきました。成功!
直後のコールマン(E)で落下。
コールマンやり直して成功、チェコ式車輪、伸身トカチェフ(D)、トカチェフ、伸身新月面宙返り降り着地一歩。
落下が惜しかったですが、攻めた構成凄かったです。
13.150

岡山県あん馬
土井陵輔選手(関西高校)。
ショーンで落下。

美しい実施で勝負する選手なだけに大過失は痛かった。

12.150

 

第6ローテーション
千葉県鉄棒
橋本大輝選手(船橋市立船橋高等学校)。
ヤマワキ(D)、カッシーナ、コールマン(E)、伸身トカチェフ(D)、トカチェフアドラー1回ひねり、やや流れる、伸身ムーンサルト、着地ピタリ!
離れ技の安定感!素晴らしい演技!ガッツポーズ!

14.250

大阪府
北園丈琉選手(清風高等学校)。
前方かかえ込み2回宙返り半ひねり(E)、新月面(E)、前方2回半ひねり(E)、前方1回ひねり(C)~前方2回ひねり(D)、後方2回半ひねり(D)~前方1/2ひねり、後方3回ひねり(D)。
素晴らしい内容の演技で実施も良かった。14.700!(D6.0 E8.700)


団体結果
優勝 千葉県(橋本大輝選手、金田希一選手、江俣有寿彩選手、倉田玲男選手、安達太一選手) 332.600
2位 大阪府(矢野雄大選手、田部壮一郎選手、近江奎太選手、北園丈琉選手、木下渚選手) 326.850
3位 岡山県(土井陵輔選手、柴田浩佑選手、小長井倫選手、森川顕範選手、上田遥介選手)318.250
4位 東京都(近藤衛選手、湯本和志選手、小川貴大選手、小林祐大朗選手、橋口晴選手) 313.300」

団体は千葉県が優勝!全日本ジュニア王者の船橋市立船橋高等学校の選手で構成された千葉県、強かったです。なんといってもエースの橋本大輝選手が凄かったです!
2位は大阪府清風高等学校も体操の名門、2年生エースの北園丈琉選手が高得点を連発して強かったです。


個人総合結果
1位 橋本大輝選手(船橋市立船橋高等学校) 85.750
2位 北園丈琉選手(清風高等学校) 85.450
3位 安達太一選手(船橋市立船橋高等学校) 83.350
4位 土井陵輔選手(関西高等学校) 82.100

1位は橋本大輝選手、世界選手権代表の貫禄を感じる演技、安定感ありました!
見るたびに力強さが増してますね。
この勢いと安定感は頼もしい!世界選手権でも活躍してくれることでしょう!

2位は北園丈琉選手、見るたびに難度を上げてきていて、どの種目も圧巻の攻めた構成になってますね。
15.1を出した平行棒は素晴らしかったです。近くで見れて感激しました。
鉄棒の落下がなければ86点中盤から後半は出てたでしょうか。まだ高校2年生、進化が止まりませんね!

3位は安達太一選手、安定感ありました。

4位の土井陵輔選手、基本がしっかりしてるというか、動きに美しさと切れがありますね。
今後が楽しみです。

国体は他の体操の大会とはまた違ったお祭り的な雰囲気も感じて、選手がのびのび演技してるのがいいですね。
スーパージュニアの橋本大輝選手と北園丈琉選手の演技を全日本ジュニアに続いてじっくり見れて眼福でした。これからの体操ニッポンを支える2人。見るたびに進化しているので、本当に楽しみです。

村上茉愛選手が優勝!2019全日本シニア体操競技選手権女子個人総合

全日本シニア体操競技選手権大会、女子個人総合の結果になります。

 

女子個人総合結果

優勝 村上茉愛選手(日体クラブ) 56.665

2位 松村朱里選手(ジム・ネット体操教室) 55.165

3位 山田千遥選手(朝日生命) 53.832

4位 平岩優奈選手(NPO戸田市スポーツセンター) 53.565

5位 宗万凜選手(鯖江体操スクール) 53.165

6位 大口真奈選手(大泉スワロー体操クラブ) 52.466

7位 宮川紗江選手(高須クリニック) 51.366

8位 湯元さくら選手(ならわ体操クラブ) 50.665

 

優勝は村上茉愛選手、5月のNHK杯棄権の悔しさを晴らす、見事な優勝、素晴らしいです。2017年世界選手権金メダル、2018年世界選手権銀メダルの床はもちろん全体1位の14.033!

56.665もの高得点は、さすが去年の世界選手権銀メダリスト素晴らしいです。

NHK杯を棄権したので、今年の世界選手権の代表からは外れましたが、ずば抜けた高得点で、日本の女子エースの実力を証明しましたね。

東京五輪に向けては村上茉愛選手の力が日本には必要ですね。

 

2位に入った松村朱里選手は、世界選手権の代表。

頑張ってほしい!

萱和磨選手が優勝!2019全日本シニア体操競技選手権

全日本シニア体操競技選手権大会が福井県営体育館で行われました。

平日だったので、私は観に行けませんでしたが、観戦に行った体操ファンのツイッターや、ニュースで現地の様子が伝わってきました。

 

男子個人総合

優勝 萱和磨選手(セントラルスポーツ) 86.100

2位 谷川航選手(セントラルスポーツ) 85.550

3位 田浦誠也選手(徳洲会体操クラブ) 84.500

4位 山本翔一選手(朝日生命) 84.050

5位 内村航平選手(リンガーハット) 83.900

5位 早坂尚人選手(セントラルスポーツ) 83.900

7位 武田一志選手(徳洲会体操クラブ) 83.400

8位 神本雄也選手(コナミスポーツ体操競技部) 83.100

 

萱和磨選手が優勝。

6種目全てで14点台、あん馬は全体3位の14.600、つり輪は全体4位の14.400。平行棒は全体2位の14.800。

さすがの安定感、世界選手権に向けて頼もしいですね。

 

谷川航選手が2位。

あん馬落下してもなお、6種目合計で85.550取ってきました。

床で全体4位の14.600。つり輪で全体4位の14.400。

跳馬でリセグァン2やったようですね。15.200と全体1位の超高得点出てます。

個人総合でD6.0をやるとか凄過ぎですね。

平行棒でも14.850で全体1位。

世界選手権でも谷川航選手の爆発的な得点力で世界にアピールしてほしいです。

 

注目の内村航平選手は5位。

あん馬のロスの落下と鉄棒アドラー1回ひねりの振り戻りのミスがあり、得点に響きました。

 肩の痛みに続いて2週間前に腰を痛めたとのことで、心配もあったのですが、床で全体1位の14.800を出すなど、動きにいつものキレが戻ってきたとのことで、それが嬉しいですね。

平行棒で前方かかえ込み2回宙返り半ひねり降り(F)を初めて実戦で実施して、成功させたとのことで、是非見たかったです。

内村航平選手本人からは、試合後自分に厳しいコメントが出ていましたが、あの4月の全日本個人総合選手権の予選落ちから4ヶ月、肩の痛みを治しながら、よくここまで立直してきていて、さすがだなと思いました。

 

東京五輪に向けて、世界選手権個人総合6連覇、オリンピック個人総合2連覇の前人未到の大偉業を果たした内村航平選手の力が日本には必要です。

頑張ってほしい!

 

世界選手権代表の神本雄也選手も個人総合8位。

つり輪で全体3位14.450。平行棒で全体3位の14.700。鉄棒で全体2位の14.400。

全日本種目別の平行棒の演技で負傷退場して、心配していましたが、今大会、得意種目で高得点出していて、安心しました。

世界選手権での活躍にも期待ですね!

 

注目選手がたくさん出場した全日本シニア選手権、平日でしかも福井県で行われたので、観に行けませんでしたが、観に行きたかったです。

ツイッターで現地レポしてくれていたファンの皆様に感謝です\(^o^)/

萱和磨選手と谷川航選手はどんどん強く頼もしくなっていきますね。

世界選手権でも頑張れニッポン\(^o^)/

 

ニュース記事
体操の内村、復帰戦は5位 全日本シニア選手権 共同通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190830-00000153-kyodonews-spo

内村、練習積み着実に前へ「これからは考える作業」 サンスポ
https://www.sanspo.com/smp/sports/news/20190830/gym19083022270005-s.html

体操 内村 復帰戦は5位 五輪へ課題 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190830/k10012057641000.html

萱和磨、気概見せる初優勝「世界選手権でも金メダルを」/サンスポ
https://www.sanspo.com/sports/news/20190830/gym19083021310004-n1.html