パリ五輪、体操男子団体決勝が行われました。
日本チームが団体金メダルを獲得!!
ついにやりました!!悲願の団体金メダル!!おめでとうございます\(^o^)/
男子団体決勝結果
金メダル 日本 259.594
銀メダル 中国 259.062
銅メダル アメリカ 257.793
4位 イギリス 255.527
5位 ウクライナ 254.761
日本時間、昨夜の深夜0時30分から行われた大一番!
試合展開も、日本と中国がバチバチの手に汗握る熱い展開!
第一種目のゆかから、両チーム譲らずの気迫あふれる演技連発!
第2種目のあん馬で萱和磨選手、杉野正尭選手が決めるも、橋本大輝選手が落下。
ここでキャプテン萱和磨選手が「あきらめるな、絶対行ける!」と橋本大輝選手を鼓舞します!
第3種目つり輪、日本は萱和磨選手、岡慎之助選手、そして谷川航選手が着地まで決める素晴らしい演技!対する中国は世界王者の劉洋選手が15.500を出すなど、ビッグスコアを連発、一気に日本に大差をつけます。
第4種目跳馬、杉野正尭選手、橋本大輝選手がロペス(D5.6)を決めますが、谷川航選手がリセグァン2を実施するも、着地が低くなり、大きな一歩と空中姿勢がかかえこみと取られてしまい、得点伸ばせず。
第5種目平行棒、萱和磨選手、岡慎之助選手、谷川航選手と素晴らしい演技!
しかし中国もこの種目の第一人者鄒敬園選手が着地一歩動きながらも16.000とビッグスコアを出します。日本はトップ中国と3.267差で最終種目へ
最終種目鉄棒、杉野正尭選手、岡慎之助選手と素晴らしい演技!
中国は2人目の蘇煒徳選手がリューキン決めますが、伸身トカチェフ(D)で落下。
そしてコールマンでも落下。2回の落下で11.600を出してしまいます。
ここまでほとんど隙を見せなかった中国チームにとって痛恨の演技になってしまいました。実は去年の世界選手権の団体決勝でも蘇煒徳選手は鉄棒で2回落下していて、やはり同じ伸身トカチェフとコールマンでの落下だったんですよね。
オリンピック大舞台のこわさがでました。
そして日本のエース橋本大輝選手がチームメイト全員から背中を押してもらい最後の鉄棒に挑みます。
アドラー1/2ひねり~リューキン!成功!カッシーナ成功!コールマン成功!伸身トカチェフでいつも連続するトカチェフは行わず、アドラー1回ひねりも抜いて確実にきました。そして予選で崩れた伸身新月面宙返り降りの着地は美しい放物線を描いてビタっと止めてみせました!
これぞ日本のエース!金メダルを決める素晴らしい演技決めてきました!
橋本大輝選手はこのあと演技する中国の張博恒選手のために沸き返る会場の興奮を鎮める仕草をしました。日本のエースはスポーツマンシップも素晴らしい!
張博恒選手は演技を決めてきましたが、着地で一歩動いたこともあり、得点は日本に及ばず。
日本チームの優勝、団体金メダルが決定した瞬間でした。
歓喜にわく日本チーム、良かったです。
萱和磨選手、出場したゆか、あん馬、つり輪、平行棒でまるでゾーンに入っているかのような研ぎ澄まされた完璧な演技、決してあきらめない強い気持ちと気迫が凄かったです。
谷川航選手も直前の怪我もあり、跳馬での高得点はなかったですが、つり輪、平行棒と会心の着地を決めてました。
萱和磨選手と谷川航選手は0.103差で金メダルを逃した東京大会からパリ五輪では絶対団体金メダルとるんだという強い決意を感じる演技でした。
黄金世代と言われたシライ世代の2人がついにオリンピックの団体金メダルを達成、ジュニア時代から切磋琢磨しながら強くなって、日本代表として世界と戦ってきたのを見てきたので、超感動です。
杉野正尭選手の国内の大会を沸かせてきた大迫力のあん馬と鉄棒がパリオリンピックの舞台で世界を魅了していました。感無量です。
岡慎之助選手は持ち味のしなやかで正確な美しい体操をこの大一番でも縦横無尽に魅せていて、日本の次世代エースの活躍素晴らしかったです。
そして橋本大輝選手、今大会、予選から苦しみましたが、最後の鉄棒で体操ファン待望の栄光の架け橋を見事にかけてくれました!
さすがは日本のエースです!
日本チームの最後まであきらめないで、18演技をやり抜いた戦いぶりは、体操史上に残る伝説的な大逆転優勝となりました。
おめでとうございます!!
感動をありがとう!!
パリ五輪はまだ続きます。個人総合には橋本大輝選手と岡慎之助選手が出場!団体に続く金メダル行けますね!
頑張れニッポン\(^o^)/