ついにパリ五輪が開幕し、体操男子予選の競技が行われました。
日本時間の22時30分から行われたこの男子予選2班、当初は生放送なしで深夜25時35分から録画放送の予定でしたが、生放送予定だったスケートボードが雨で中止になり急遽、生放送に変更になり、LIVEで見ることが出来ました。
団体予選結果
1位 中国 263.028
2位 日本 260.594
3位 イギリス 256.561
4位 ウクライナ 253.893
5位 アメリカ 253.229
6位 イタリア 249.764
7位 スイス 249.662
8位 カナダ 247.794
個人総合予選結果
1位 張博恒選手(中国)88.597
2位 岡慎之助選手(日本)86.865
3位 橋本大輝選手(日本)85.064
4位 肖若鵬選手(中国)84.898
5位 ジェイク・ジャーマン選手(イギリス)84.897
6位 ジョー・フレイサー選手(イギリス)84.666
7位 オレグ・ベルニャエフ選手(ウクライナ)84.631
8位 ユミン・アバディーニ選手(イタリア)83.933
9位 カルロス・ユーロ選手(フィリピン)83.631
10位 フレデリック・リチャード選手(アメリカ)83.498
日本チームは団体予選2位通過です。
橋本大輝選手、岡慎之助選手、萱和磨選手、杉野正尭選手、谷川航選手の5名で挑んだ日本チーム。
1種目目跳馬
初出場の岡慎之助選手がトップバッター、ドゥリッグスを決め14.233。オリンピックデビューを果たします。
王者橋本大輝選手が得意のロペス(D5.6)で着地をやや乱し、ライン減点もあり14.566。
初出場の杉野正尭選手がロペス(D5.6)を決め14.600と高得点。こちらも落ち着いてオリンピックデビューを果たします。
この種目を得意としている谷川航選手は、本会場練習で足を痛めたという情報もあり、心配されましたが、1本目にブラニクを跳んできました。いつもより膝曲がりが目立つ実施だったこともあり、屈伸姿勢が認められず、かかえこみのローチェとして採点されてしまい14.300。2本目のロペス(D5.6)も勢いあまって着地が大きく動き14.100。
決定点14.200でこの種目全体12位となり金メダルも狙っていた跳馬の種目別決勝進出はなりませんでしたが、足の怪我の影響は思ったより心配なさそうでほっとしました。
2種目目平行棒。
この種目から登場の萱和磨選手、素晴らしい演技で14.900!
さすがベテランの安定感です。
岡慎之助選手は、D6.5の高難度の演技構成を美しく実施、着地まで止める見事な演技でこの種目全体3位につける15.300!
橋本大輝選手は、マクーツ(E)を抜いたD6.1の演技構成で着地僅かに動きましたが、14.833!
平行棒最後に登場の谷川航選手、パワーが必要なアームツイスト(E)を減点なく決め、着地を見事に止めました!D6.3で15.000の高得点
3種目目鉄棒
萱和磨選手がトップバッター、コールマンを決め、安定した演技で13.966。
岡慎之助はコールマン、伸身トカチェフ(D)、開脚トカチェフ、チェコ式車輪、伸身新月面宙返り降りの着地ピタリ!この種目全体5位の14.533(D5.9)の高得点。
橋本大輝選手はリューキン、カッシーナ、コールマン、伸身トカチェフ~トカチェフ連続を決めましたが、伸身新月面宙返り降りの着地で崩れ、前に手をつくミス。
得点は13.733に留まり、種目別鉄棒の連覇が消えた瞬間でした。
鉄棒最後に登場の杉野正尭選手、ペガン成功!カッシーナ成功!、コバチ~コールマン連続成功!フランスの会場がどよめきました!伸身新月面宙返り降りの着地ピタリ!
凄まじい演技に場内大歓声!
杉野正尭選手も日本の試合と同じように特大のガッツポーズと雄叫び!場内を煽るポーズで盛り上げます。
得点はこの種目全体3位の14.733(D6.6)!
4種目目ゆか
萱和磨選手がさすがの安定感で14.100。
岡慎之助選手は伸身ムーンサルトを美しく決め、マンナが少し下がる場面がありましたが、落ち着いて上げ直して、力技丁寧に行ってました。14.333。
橋本大輝選手はリジョンソンを着地1歩で耐え、新月面は着地ピタリ、十字倒立に上げる時にやや停滞があったり、途中大きな一歩出す場面がありましたが、崩れず通し切りました。13.733(D5.8)
ゆかの最終演技者は谷川航選手、落ち着いた実施で着地をバシバシ決めていて、足の怪我の影響を感じさせませんでした。後方2回半ひねり(D)~伸身前方宙返りで着地が低くなり、尻もちになってもおかしくない場面でしたが、手もつかないで耐えるところ、さすが谷川航選手、強靭な足腰です。最後の後ろ向きひねり前方2回宙返り半ひねりの着地はピタリと決めました。得点は13.433(D5.7)、がっつり引かれてますね。採点厳しい。
5種目目あん馬
トップバッターは萱和磨選手。最初のセア倒立で一歩手を出してしまいましたが、落ち着いて演技を続けて通し切りました。14.266(D6.3)
2人目の岡慎之助選手。ブスナリ(F)、開脚旋回美しい実施で通しきりました。
オリンピック初出場なのに伸び伸び演技してすごいです。14.466(D5.9)
橋本大輝選手。今日は苦しい戦いになっているので、このあん馬は得意種目とはいえ体力面が心配でした。Dスコアを下げて、本来の迫力のある旋回で通し切りました。14.466(D6.0)王者の底力見ましたね。
あん馬最後に登場、杉野正尭選手。予選ということもあり、HコンバインはFコンバインに難度を下げたものの、ミクラック、モギルニー、ショーンと盛りだくさんの演技構成を通し切りました。この種目全体4位の15.033!(D6.5)
岡慎之助選手といい、初出場の2人が夢の大舞台で伸び伸びと自分の力を出し切っていて頼もしい!
6種目目つり輪
トップバッター萱和磨選手。伸身新月面宙返り降りの着地を僅かに跳ねる程度で決め、14.066。
岡慎之助選手、伸身新月面宙返り降りの着地を決めますが、得点は14.000。
中水平で足が僅かに下がったところか、十字倒立が厳しく減点を取られているのか、日本国内より、厳しく減点されている印象です。
橋本大輝選手、新月面の着地僅かに動き13.733。
つり輪最後に登場の谷川航選手。中水平2つ力強い!そして新月面の着地ピタリ!強い!得点は14.466!(D6.0)
谷川航選手、減点の厳しいつり輪でしっかり得点を取って、日本の演技を締めくくってくれました。
日本はこの予選、エースの橋本大輝選手が、かなり苦しみましたね。鉄棒の失敗は衝撃的でしたが、最後まで粘り強く演技しました。ミスがある中でも個人総合85.064で3位につけてきたところは、やはり地力の強さ別格ですね。
決勝ではしっかり修正して本来の橋本大輝選手の異次元の強さ見せてほしい。
そして初出場の岡慎之助選手が個人総合86.865で2位。
初めてのオリンピックの大舞台でも伸び伸びと本来の力を発揮していました。持ち味の美しいしなやかな演技が評価されてました。
平行棒と鉄棒でも種目別決勝進出。堂々の世界デビューですね。素晴らしい。
同じく初出場の杉野正尭選手、出場した跳馬、鉄棒、あん馬の3種目で日本チームトップの点数を出しました。鉄棒とあん馬は種目別決勝進出、世界に見せたかった杉野正尭選手のあん馬と鉄棒がオリンピックの舞台で世界を魅了していて、感無量です。
萱和磨選手の研ぎ澄まされた安定感もチームに安心感をもたらしていて凄かった。
谷川航選手も跳馬が惜しかったですが、平行棒、つり輪、ゆかと吸い込まれるような着地が見事でした。決勝ではリセグァン2を決めてほしい!
同じ班で演技していた中国が、つり輪で世界王者の劉洋選手が15.233、そして鄒敬園選手がそれを上回る15.300、平行棒でもこの種目の第一人者鄒敬園選手が16.200を出し、エースの張博恒選手が個人総合88.597で1位になるなど、かなり好調で、チーム得点263.028で、日本に2.434差つけて団体予選1位。
強いですが、日本も橋本大輝選手の鉄棒、谷川航選手の跳馬などが、本来の出来になってくると十分に上回れると思います。
団体決勝に向けて各選手がしっかり精度を上げて頑張ってほしい!
個人総合で岡慎之助選手が2位、橋本大輝選手が3位で決勝進出。
種目別ではあん馬で杉野正尭選手が4位で決勝進出。
平行棒で岡慎之助選手が3位、谷川航選手が8位で決勝進出。
鉄棒で杉野正尭選手が3位、岡慎之助選手が5位で決勝進出
団体、個人総合、種目別と金メダル目指せます!
決勝も持てる力を発揮して、頑張れニッポン\(^o^)/