akiraの体操観戦記

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2023アジア競技大会男子団体決勝

2023年アジア競技大会体操競技男子団体決勝が行われました。

U-NEXTでライブ配信があったので、日本チームの演技、リアルタイムに見ることが出来ました。

1班と3班は会場音だけでしたが、日本が出場した2班は亀山耕平さんが解説でした。亀山耕平さんの解説は初でしたが選手をリスペクトする感じが伝わってくるポジティブな解説で良かったです。

 

日本チームは第1種目の跳馬、谷川航選手が超大技リセグァン2を実施!着地僅かに弾んだだけに抑えて15.233の高得点を出すなど最高のスタートを切りました。

 

第2種目の平行棒は北園丈琉選手が15.133、谷川翔選手が14.900、谷川航選手が14.866、川上翔平選手が14.533と4人全員が着地を決める素晴らしい実施で高得点を並べました。

 

第3種目の鉄棒はポイントゲッターの北園丈琉選手がカッシーナで落下があり12.766と得点を伸ばせませんでしたが、最終演技者の谷川翔選手がカッシーナ、コールマン、伸身トカチェフトカチェフ連続、チェコ式車輪、伸身新月面の着地を1歩で抑えて決める鬼気迫る演技で14.533の高得点を出してベスト3のチーム得点を守りました。

 

第4種目のゆか、1人目の川上翔平選手は着地をピタピタと決め14.466の高得点を出しました。谷川航選手は1本目に前方1回ひねり~前方かかえこみ2回宙返りという近年は構成に入れていない難しい構成を実施してきました。ラインオーバーもあり得点は14.133。北園丈琉選手13.800、谷川翔選手14.033と着地が弾むゆかに苦しみ、大過失こそないものの得点がなかなか伸びませんでした。

 

第5種目のあん馬、高得点を狙える選手を3人揃える日本でしたが、北園丈琉選手と谷川翔選手と2人落下が出る展開になり、国際舞台での一発勝負のあん馬の難しさを感じました。

この種目を最大の得意種目にしている津村涼太選手は高難度の構成を見事に通し14.900の高得点を出しました。さすがスペシャリスト!

 

最終種目のつり輪、谷川航選手が着地をピタリと決めて14.433!さすがでした!

北園丈琉選手はF難度の伸身新月面降りを着地一歩で決めてきました!13.666。

 

日本チーム大過失もありましたが、各選手持ち味を出していい演技をたくさん見せてくれました。258.628で後続の3班の結果を待つことにまりました。

 

先ほど、中国が登場した第3班の試合も終わり、団体の順位が決まりました。

優勝 中国 262.025

2位 日本 258.628

3位 台湾 244.760

4位 韓国 244.495

5位 ウズベキスタン 234.461

 

中国、世界選手権より地元のこの杭州アジア競技大会を優先して主軸のメンバーを揃えただけあって、強かったですね。張博恒選手、鄒敬園選手、肖若鵬選手、林超攀選手と新旧主軸の揃い踏みは迫力ありました。蘭星宇選手はつり輪強かったですが、他の種目は危なっかしかったです。

張博恒選手は個人総合得点が88.564と高得点出してきました。やはり地元のホームで慣れた器具での試合というのもあって強さ見せてきましたね。

 

日本チームは銀メダルでした。

あん馬のポイントゲッター2人落下はもったいなかったですが、各選手素晴らしい演技たくさん見せてくれたので、いい試合をしてくれたと思います。

個人総合、種目別と大会は続くので、力を発揮して頑張ってほしいです!

頑張れニッポン(^O^)/