南一輝選手が3月に行われたワールドカップドーハ大会ゆか決勝でリジョンソンハーフ(後方かかえこみ2回宙返り3回半ひねり)を世界大会で初めて成功させました。
この技が7月8日までに国際体操連盟(FIG)より正式にH難度の新技として「ミナミ」と命名されました。
世界で数人しか出来ないG難度の超大技リジョンソンに半ひねりを加えるというH難度の超超大技「ミナミ」!この新技を発表した南一輝選手素晴らしい快挙です!
日本選手によるゆかの新技は、近年では2015年12月に白井健三選手がH難度のシライ3(後方伸身2回宙返り3回ひねり)、2017年3月に五島誉博選手がG難度のゴシマ(前方3回半ひねり)を成功させて以来の快挙となります。
南一輝選手といえば、ゆかのスペシャリストで全日本体操種目別選手権では、あの白井健三選手の6連覇に迫る5連覇を達成しています。
2021年北九州世界選手権では、種目別ゆか運動で銀メダルを獲得。
宙返りの高さとひねりのスピードがずば抜けていて、高難度のひねり技を美しく優雅に決めてきます。南一輝選手にしか出来ない連続技のF難度のルドルフハーフからの前方2回ひねりはあまりの迫力に場内が一気に沸きますね。
今年の代表選考では絶対の強さを持つゆかに加えて新たに挑戦してきた跳馬でも高得点を出して、今年の世界選手権代表になっているので、この新技「ミナミ」誕生の快挙は日本チームにも追い風になりますね。
世界選手権ではその力を発揮して日本チームの団体金メダル獲得を達成してほしい!
頑張れニッポン\(^O^)/