akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

順天堂大学が優勝!2018全日本体操団体選手権男子競技

2018全日本体操団体選手権、男子競技が行われました。

私は法事で見に行けなかったのですが、BS日テレのテレビ放送見ました。
前半はダイジェスト放送で4種目目からライブ放送でした。
熱い熱い、団体戦ならではの感動と興奮が伝わってきて、テレビ放送でも大感動でした。

優勝 順天堂大学 258.993
2位 日本体育大学 255.795
4位 徳洲会体操クラブ 250.927
7位 清風高等学校 244.827
8位 鹿屋体育大学 244.292
9位 相好体操クラブ 242.627
10位 仙台大学 241.560
11位 朝日生命 240.960
12位 福岡大学 237.961

優勝は順天堂大学
優勝得点258.993は、なんと世界選手権での中国の優勝スコア256.634を2点以上上回るハイスコア!
最終学年4年生の萱和磨選手、千葉健太選手、そして一昨日のスーパーファイナルで苦しんだ谷川航選手も今日は鬼気迫る演技を見せました。
萱和磨選手の安定感のあるあん馬、千葉健太選手の15.0の高得点を出した平行棒、谷川航選手の跳馬での大技ブラニク、今日は着地1步で抑えて高得点。つり輪と平行棒の着地も止めて凄かった!
2年生中川将径選手の跳馬でのロペス、1年生大久保圭太郎選手の跳馬でのロペス、1年生鈴木茂斗選手の鉄棒のリューキンと、後輩たちのスペシャリスト的な活躍も大きかった。
キャプテン萱和磨選手が鉄棒の着地を決めて、優勝を確信して泣き崩れてチームメイトと抱き合って喜びを分かち合う瞬間は感動でした。
おめでとうございます\(^o^)/

日本体育大学が2位。
エースでキャプテンの白井健三選手、床の新構成を今日も披露!15.200の高得点出しました。
跳馬のシライキムヒン、マクーツ(E)を入れた平行棒もいい演技でした。
1年生の杉本海誉斗選手、去年全日本ジュニアでエレガンス賞に輝いた選手。
平行棒はササキ(E)と凄い高さのあるバブサー(E)を鮮やかに決めて14.866の高得点凄かった。
3年生の横井君宇選手、鉄棒では、着地を見事に決めて全体トップの14.566凄かった。
後輩たちも着地をしっかり決めてくるいい体操しますね。
日体大の最終演技者は、もちろんキャプテンの白井健三選手。
こちらも鉄棒の着地を見事に決めました!
日体大での団体戦最後の演技を終えて、ライバルの順大キャプテン萱和磨選手に「お疲れ、長かった」と抱き合って健闘を讃え、黄金世代のライバル千葉健太選手、谷川航選手とも抱き合って健闘を讃えてました。
日体大のチームメイトには、「ありがとうみんな!」と健闘をねぎらってました。
大学生の最終学年、やりきった充実感と今まで頑張ってきた4年間の思いを感じる瞬間、感動ですね。

エース野々村笙吾選手のしなやかさと力強さを併せ持つ美しい体操、光ってました。
つり輪は14.500の高得点。
垣谷拓斗選手の平行棒も15.033と全体トップの得点、構成が独特で凄い美しい演技でした。
放送には映りませんでしたが、早坂尚人選手の床、14.966ともの凄い高得点出てますね。
演技が見たかった。日テレG+の完全版の放送には、映っていることを期待です。

4位が徳洲会体操クラブ、5位に船橋市立船橋高等学校、高校生でコナミを上回ってくるとは凄いですね。

加藤凌平選手の平行棒映りましたが、降り技に前方かかえ込み2回宙返り半ひねり降り(F)、見事に決めてましたね。
神本雄也選手も平行棒、力強い演技でした14.766。鉄棒もカッシーナ入れてて14.433と全体2位の高得点。
解説の水鳥寿思強化本部長も言ってましたが、カッシーナが演技に入ったことによって一気に得意種目になってきてますね。

順天堂大学日本体育大学の頂上決戦となった全日本体操団体選手権、
黄金世代と言われたシライ世代の最後の学生での団体戦、両校悔いなく終われて本当によかった。
世界選手権で日本は団体で中国とロシアに離された形になったとはいえ、体操ニッポンの伸び代を感じる団体戦が今回見れました。やはり体操ニッポンの層の厚さは凄いですね。
来年の世界選手権の団体金メダル奪還に向けてまだまだ巻き返しは十分可能!
頑張れニッポン\(^o^)/