akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

2020全日本シニア体操競技選手権大会迫る!

オリンピックイヤーとなるはずだった2020年も、もう9月となりましたが、今年の1月から世界的に感染拡大したコロナウイルスの影響で、オリンピックはおろか国内の体操の試合はここまで1試合も行われていません。

4月に出された緊急事態宣言発動、解除を経て、WITHコロナの時代となり、経済活動も再開され、普段の生活も感染に気をつけながらではありますが、徐々に取り戻しつつあります。

そしてついに待ちに待った今年初の体操競技のトップ大会、全日本シニア体操競技選手権が開催されます!

ここまで耐えてきたトップ選手の皆さんにとって、久しぶりに行われる、そして来年に延期されたオリンピックに向けての大切な大会です。

4月5月の緊急事態宣言下には練習も満足に出来ない時期もあったとは思いますが、そんな状況下にあっても今大会に向けて準備してきた選手たち、その成果が見られるのが楽しみです。

注目は、やはり内村航平選手!今まで2009年から2016年まで2回のオリンピックを含め、8年間に渡り個人総合で世界の頂点に君臨し続けてきた絶対王者が種目を最も得意な鉄棒にしぼって出場!

個人総合の絶対王者から鉄棒のスペシャリストへ転向してからの初めての試合。

土曜日に行われた本会場練習では、新たに取り入れたブレットシュナイダー(H)と高さと迫力を増したカッシーナとコールマンを成功させ、ものすごい演技を見せてくれそうだと期待が高まります!

 

この内村航平選手と同じ班には、山室光史選手、白井健三選手、加藤凌平選手、田中佑典選手といったリオ五輪金メダルメンバー勢揃いなのが、凄いですね!

白井健三選手も去年は怪我で苦戦しました。本来の実力なら日本を引っ張っていける実力を持っている選手なだけに、世界を驚かせ続けた天下無双な床の演技、輝きを取り戻すような今季初戦注目したいと思います。

そして、去年世界選手権代表として日本チームを引っ張った萱和磨選手、谷川航選手、もちろん注目ですね。

萱和磨選手は去年のスーパーファイナルでは、あん馬をDスコア6.4で行うなど6種目合計Dスコアを35.7とハイレベルな演技を見せてくれました。

世界選手権でも失敗しない男が代名詞となるほど、盤石な演技をしてくれるので、今季初戦どんな演技を見せてくれるのか楽しみです。

谷川航選手もスーパーファイナルでは、平行棒をDスコア6..4で行うなど合計Dスコア35.5と高かったです。今大会は跳馬でリセグァン2を行うのか注目です。

野々村笙吾選手、千葉健太選手といった美しい演技を行う実力者にも注目です。

野々村笙吾選手は、今林開人選手のユーチューブチャンネルに出演するなど、そのベールに包まれた人柄が徐々に分かってきて、今まで以上に親しみがわきますね。

何事にもストイックに取り組むところが体操競技の強さにも繋がってるのかなと納得しました。

千葉健太選手の思い切りのいいあん馬、シライ世代で最も美しいと評される演技に注目です。

武田一志選手も徳洲会チーム対抗戦第3回で、力強い演技を見せていたので好調さが伺えます。注目ですね。

神本雄也選手も去年の世界選手権では、つり輪、平行棒、鉄棒と得意種目で高得点を上げ、日本チームの得点源になりました。

今大会、得意の平行棒でヤマムロ(G)を行うのかも注目です。

 

2班にも床の五島誉博選手、あん馬の亀山 耕平選手、跳馬の米倉英信選手、鉄棒の宮地秀享選手、床の小畠廉生選手、跳馬の安里圭亮選手、つり輪の長野託也選手、鉄棒の小浜廣仁選手と注目のスペシャリストが登場するので、注目ですね。

 

例年以上に大きな意味合いを持つ全日本シニア体操競技選手権、選手たちの素晴らしい演技が見れることに喜びを感じ、体操ディスタンスを守って、応援します!

頑張れニッポン\(^o^)/