akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

2022世界体操選手権リバプール大会女子団体決勝

世界体操選手権女子団体決勝が行われました。

女子団体結果
優勝 アメリカ 166.564
2.位 イギリス 163.363
3位 カナダ  160.563
4位 ブラジル 159.661
5位 イタリア 159.463
6位 中国   157.529
7位 日本   156.964
8位 フランス 155.863

 

優勝はアメリカ。

ジェイド・キャリー選手のゆか、ムアーズにチュソビチナと大技を軽々と決めて凄まじかったです。

さすがアメリカチーム、シモーネ・バイルズ選手がいなくても、パワーあふれる体操を見せつけてくれますね!

 

日本女子チームは7位。

全員が初代表というフレッシュな顔ぶれで臨んだ日本女子チーム。笑顔で励まし合いながら、明るい雰囲気で、いい演技がたくさん出ていたので、素晴らしいチームだなと思いました。

エースの宮田笙子選手、ゆかでチュソビチナを決め、迫力のあるパワフルな演技素晴らしかったです!跳馬もピタリと決めて14.400!はじけるような笑顔とガッツポーズが素敵でした!

日本女子チームは第3種目が終わって3位につけるなど、上位国にも負けない実力を示しました。最終種目の段違い平行棒大過失が出てしまい、あと一歩のところでメダルは逃しましたが、この大歓声の中でメダルに迫った経験はパリ五輪に向けて次に繋がる大きな財産になりますね。素晴らしい戦いでした!

 

いよいよ今夜、夜中の3時から男子団体決勝!

力を発揮して目指せ金メダル!頑張れニッポン\(^o^)/

2022世界体操選手権リバプール大会男子予選

世界体操選手権リバプール大会男子予選が行われました。

テレビ放送はなかったですが、現地の人が動画を上げてて、いくつか演技見ることが出来ました。

我らが日本チームは予選1位通過です!素晴らしい!

世界選手権の予選はいつも波乱が起こるのですが、今回も有力選手でも大過失を連発したり、いつも以上に混沌としていました。

日本時間22時50分からの3班に登場した日本チーム。

最初のあん馬でエース橋本大輝選手が落下するミスがあり痛恨の11.666と波乱のスタート、ポイントゲッターの谷川翔選手も降りでミスして得点伸ばせず、厳しい立ち上がりになるかと思われましたが、初出場の土井陵輔選手が素晴らしい演技で14.466!種目別6位につける高得点で嫌な流れを断ち切りました。

つり輪で神本雄也選手が14.500と種目別6位につける高得点、跳馬で橋本大輝選手が14.700、平行棒で神本雄也選手が15.433と種目別2位につける高得点、鉄棒で橋本大輝選手が15.100と種目別トップの得点!最終種目ゆかでも土井陵輔選手が14.766と種目別2位につける高得点!

白井健三選手と内村航平選手の指導をうける土井陵輔選手のゆかが世界を驚かすのは感慨深いです!

終わってみれば2位イギリスに7.902もの大差をつけ日本が断トツで予選1位!

個人総合では、谷川航選手が84.731で1位、橋本大輝選手が84.665で2位と日本が1位2位通過!

84点台が1位ということからもどれだけ波乱のあった難しい予選だったかがわかりますね。

種目別ゆかで土井陵輔選手が2位、橋本大輝選手が7位。

種目別あん馬で土井陵輔選手が6位。

種目別つり輪で神本雄也選手が6位。

跳馬で谷川航選手が7位。

平行棒で神本雄也選手が2位。

鉄棒で橋本大輝選手が1位、神本雄也選手が6位。

なんと全ての種目で日本勢が決勝進出!

 

谷川航選手は、安定した演技で個人総合予選1位!ついにきましたね!凄かった!

橋本大輝選手は、大会直前に手首を痛めたとの情報あり、あん馬で大きなミスが出てしまいました。それ以降の種目を見事に立て直して個人総合予選2位まで順位を上げてきたのは地力の強さですね。個人総合決勝ではあん馬のミスを修正して最強の力を世界に見せつけてほしい!

 

強豪中国は、エース張博恒選手を中心にミスが出て4位と振るわず。

張博恒選手も83.766で個人総合予選5位となってますね。

全体的に波乱の予選となっていて、世界体操選手権の予選の難しさを感じますね。

 

日本の釘宮宗大コーチが指導していて、朝日生命から現在は徳洲会体操クラブに所属しているカルロス・ユーロ選手が個人総合予選3位なのも嬉しいですね。

 

体操ニッポンやはり強い!まずは大事な男子団体!金メダルしっかりとってほしい!

頑張れニッポン\(^o^)/

 

男子団体予選

1位 日本   260.695

2位 イギリス 252.793

3位 アメリカ 252.295

4位 中国   249.929

5位 イタリア 247.661

6位 スペイン 245.594

7位 ブラジル 245.394

8位 韓国   244.093

 

個人総合予選

1位 谷川航選手(日本) 84.731

2位 橋本大輝選手(日本) 84.665

3位 カルロス・ユーロ選手(フィリピン)84.664

4位 ジョー・フレイサー選手(イギリス)83.964

5位 張博恒選手(中国)83.766

6位 アシャー・ホン選手(アメリカ)83.299

7位 ジョエル・プラタ選手(スペイン)82.799

8位 ブローディー・マローン選手(アメリカ)82.631

2022世界体操選手権リバプール大会女子予選

世界体操選手権リバプール大会が開幕。

昨日の深夜女子予選が行われ、日本女子チームが登場。

村上茉愛選手、寺本明日香選手、畠田瞳選手、杉原愛子選手ら今まで日本女子チームを牽引してきた主力選手達が引退し、今回は宮田笙子選手、山田千遥選手、坂口彩夏選手、深沢こころ選手、渡部葉月選手ら全員が初代表というフレッシュなメンバーが出場。

全日本女王の笠原有彩選手が怪我で渡部葉月選手と交代したこともあり、厳しい戦いが予想されましたが、日本女子チームなんと団体5位で決勝進出!

女子予選

1位 アメリカ 167.263

2位 イギリス 164.595

3位 ブラジル 163.563

4位 イタリア 162.798

5位 日本   162.564

6位 中国   162.064

7位 フランス 161.428

8位 カナダ  159.661

 

強豪中国の上につけ、朝結果を知った体操ファン達を驚かせました!

宮田笙子選手は個人総合予選でも8位につけ、種目別も跳馬7位と平均台3位で決勝に進みました!

山田千遥選手も個人総合19位で決勝進出!

渡部葉月選手も種目別平均台5位で決勝進出!

平均台は日本選手が2人決勝に進出!凄いです!

フタを開けてみないとわからないのが、世界体操ですが、この結果には驚きました!
他の国で大過失が多く出る中、全員が初代表の日本女子チーム、ミスのない演技で団体5位につけるとは凄いです!

村上茉愛選手達が世界の壁をこじ開けてきた美しく強い日本の体操を引き継いでますね。

団体決勝も頑張ってほしい!

 

日本男子も今夜22時50分から予選で登場!
予選はテレビ放送ないですが、日本から応援しましょう!

頑張れニッポン\(^o^)/

第51回世界体操競技選手権リバプール大会迫る!

第51回世界体操選手権リバプール大会が10月29日から開幕と迫ってきました。

去年の世界体操選手権北九州大会からもう1年経ったのかと思うと、時の経つのは速いですね。

日本からは男子が橋本大輝選手、神本雄也選手、土井陵輔選手、谷川航選手、谷川翔選手が出場。

女子は宮田笙子選手、笠原有彩選手が怪我のため渡部葉月選手と交代、山田千遥選手、坂口彩夏選手、深沢こころ選手が出場。

 

東京五輪後のルール改正後、初の世界選手権で今回は団体戦もあるので、重要な大会となりますね。

下記にテレビ朝日の放送予定を書きましたがまた予選のテレビ放送がないのが残念です。

体操は予選が重要なので、毎回言ってますが、予選こそしっかり放送してほしい!

イギリスは時差が8時間もあるので、競技は日本時間では深夜の時間帯になりますね。ロンドン五輪を思い出します。

 

世界の超人たちがこの新ルールの中、どんな演技を見せるのか注目です。

日本勢は東京五輪個人総合王者の橋本大輝選手を中心として、強力で楽しみな布陣となっているので、団体金メダル、個人総合金メダル目指して、世界を驚かせてほしいです!

頑張れニッポン\(^o^)/

 

大会日程

10月29日 女子予選

(1,2班)現地時間19:45 – 日本時間 27時45分-

10月30日 女子予選

(3,4,5,6班)現地時間09:15 - 日本時間18時15分-

(7,8,9,10班)現地時間16:45 – 日本時間25時45分- 日本7班ゆか~ 
10月31日 男子予選

(1,2,3,4班)現地時間09:15 - 日本時間18時15分- 日本3班あん馬

(5,6班)現地時間18:45 – 日本時間27時45分-

11月1日 女子団体決勝 現地時間18:15 – 日本時間27時15分-

11月2日 男子団体決勝 現地時間17:25 – 日本時間26時25分-

11月3日 女子個人総合決勝 現地時間18:30 – 日本時間27時30分-

11月4日 男子個人総合決勝 現地時間17:45 – 日本時間26時45分-

11月5日 男女種目別決勝(前半種目)現地時間13:15 – 日本時間22時15分-

11月6日 男女種目別決勝(後半種目)現地時間13:15 – 日本時間22時15分-

リバプールは日本時間時差8時間遅れ(サマータイム期間終了後9時間遅れ)

 

テレビ朝日放送予定

11月1日(火)女子団体決勝

 CS 27:30~30:15(LIVE)

11月2日(水)男子団体決勝

 地上波 27:00~29:50(LIVE) CS 11/26(土) 22:00~25:00(録画)

11月3日(木)女子個人総合決勝

 CS 27:45~30:30(LIVE)

11月4日(金)男子個人総合決勝

 地上波 27:00~30:00(LIVE) CS 11/26(土) 25:00~28:00(録画)

11月5日(土)種目別決勝 第1日(男子 ゆか・あん馬・つり輪、女子 跳馬・段違い)

 CS 22:30~27:00(LIVE)

11月6日(日)種目別決勝 第2日(男子 跳馬・平行棒・鉄棒、女子 平均台・ゆか)

 地上波 23:50~27:00(LIVE&ディレー) CS 11/27(日) 24:30~28:30(録画)

11月20日(日)BS 25:00~27:00(録画)

*csはテレ朝チャンネル2

萱和磨選手が2位!2022バルセロナ国際(第40回ホアキン・ブルーメ記念大会)

スペイン・バルセロナバルセロナ国際(第40回ホアキンブルーメ記念大会)が行われました。

日本からは萱和磨選手が出場!

優勝 ジョー・フレイサー選手(イギリス) 84.950

2位 萱和磨選手(日本) 84.350

3位 ジョエル・プラタ選手(スペイン) 83.100

 

萱和磨選手、最後の鉄棒カッシーナで落下がありましたが、難しい国際大会の個人総合で堂々とした演技、2位(1位と0.6差)となりました。

ゆかでは前方屈伸2回宙返り(E)を前に一歩、新月面(E)僅かに跳ねるがまとめる、前方2回ひねり(D)~前方伸身宙返り着地止める、フェドルチェンコ(C)、十字倒立、後方2回ひねり(D)着地止める、後方2回半ひねり(D)~前方1回ひねり(C)着地止める、最後の後方3回ひねり(D)の着地を止める!気迫あふれる演技で14.400!(D5.7)

あん馬ではショーン(E)とブスナリ(F)も決めて14.350!(D6.3)

跳馬ではロペスを実施!全日本シニアで見せたような横に1歩出たものの腰高の着地で決めました!14.450(D5.6)

平行棒では、マクーツ(E)、ヒーリー、棒下ひねり、バブサー(E)、ティッペルト、降りは前方かかえ込み2回宙返り半ひねり降り(E)着地決めてきました。

見事な演技でしたがマクーツ(E)の停滞が減点されたでしょうか、厳しい採点です。14.300(D5.9)

鉄棒は9月の全日本シニアから新しく取り入れたカッシーナで落下、全日本シニアでは決めていました。海外の試合で器具がジムノバなので新たに挑戦してきた技、合わせるのは難しかったでしょうか。その後は伸身トカチェフ(D)、チェコ式車輪、アドラー1回ひねり、アドラー1/2ひねり、降りの伸身新月面宙返り降りの着地も止めてきました。12.800(D5.4)

優勝はイギリスのジョー・フレイサー選手。

2019年の世界選手権では種目別で優勝している得意の平行棒、タナカ(F)、D難度のピアスキー(車輪単棒倒立)~単棒ヒーリー(E)、着地の前方かかえ込み2回宙返り半ひねり降り(E)は一歩動きましたが、さすがの演技でした。15.050(D6.5)

鉄棒でもアドラー1/2ひねり~コールマン(E)、カッシーナ、伸身トカチェフ(D)と決めてきました。降りの伸身新月面宙返り降りは大きな一歩出しました。13.850(6.0)

ジョー・フレイサー選手、2015年の国際ジュニアにも出場して、いい演技見せてくれていたので、日本にも馴染みがある選手ですね。

 

萱和磨選手、鉄棒の落下こそありましたが、国際舞台で力を発揮する勝負強さありますね。技もかなり盛り込んでいるので、挑戦する姿勢を感じます。

萱和磨選手もツイッターで「課題と収穫どちらも得られたと思います。引き続き頑張ります!」と語ってくれたので、今後さらに強くなってくれると思います。

頑張れニッポン\(^o^)/

杉野正尭選手が優勝!2022体操JAPAN OPEN 全日本シニア体操競技選手権

体操JAPAN OPEN 2022 全日本シニア体操競技選手権、立川立飛アリーナまで観に行って来ました!

最終班はアテネ五輪で「伸身の新月面が描く放物線は栄光への架橋だ!」の実況でお馴染みの刈屋富士雄アナが実況で登場!アテネ五輪団体金メダリストの塚原直也さんが解説で登場。客席にいる内村航平さんと橋本大輝選手が紹介され手を振って応えるなど、サプライズの演出がありました!

 

団体総合

優勝 セントラルスポーツ 340.360
2位 徳洲会体操クラブ 339.325
3位 相好体操クラブ 331.290

個人総合

優勝 杉野正尭選手(徳洲会体操クラブ) 85.964
2位 萱和磨選手(セントラルスポーツ) 85.433
3位 千葉健太選手(セントラルスポーツ) 84.331

4位 谷川航選手(セントラルスポーツ) 84.298

5位 谷川翔選手(セントラルスポーツ) 84.032

 

世界選手権代表まであと一歩と迫り、先週の国体で86.700を出して勢いのある杉野正尭選手と全日本シニア個人総合4連覇のかかる萱和磨選手、世界選手権代表の谷川航選手、谷川翔選手、神本雄也選手、個人総合はこの5人の戦いになるかと注目されました。

 

神本雄也選手は平行棒、鉄棒、つり輪と代表選考から一貫した仕上がりの高さを随所で見せるもあん馬で足がひっかかり落下。14位に終わりました。

谷川翔選手もゆか、平行棒、鉄棒と代表選考よりも完成度を上げた演技を見せましたが、高得点を狙える得意のあん馬で落下があり5位でした。

 

萱和磨選手は春先の全日本個人総合で鬼門になっていたあん馬を乗り切り14.600の高得点を出し、ガッツポーズと雄叫びを上げると、各種目で気迫を感じる演技を見せてガッツポーズを連発!最終種目の鉄棒、新たに取り入れたカッシーナを成功!、コールマン、伸身トカチェフも決め、伸身新月面宙返り降りの着地をほぼ決めて今日一番のガッツポーズと雄叫びを上げました!

 

谷川航選手は暫定トップにつけている萱和磨選手を射程圏に捉える中、逆転をかけた最終種目鉄棒。今年から新たに取り入れたカッシーナは成功させるも、続く伸身トカチェフ(D)でまさかの落下。4位でした。

 

杉野正尭選手は各種目で勢いのある演技を連発!見せ場の鉄棒ではペガン、カッシーナ、コバチ〜コールマン、ツォリミン、アドラー1回ひねり大逆手、伸身新月面宙返り降りの着地を決め、14.933(D6.6 E8.333)の鉄棒最高点!

大技の連発に場内大歓声!刈屋アナから迫力満点の演技と絶賛され、客席の内村航平さんと橋本大輝選手も拍手を送っていました。

世界最高Dスコアの6.9に挑んだあん馬では冒頭のミクラックで台に尻もちを着き、いきなり落下。萱和磨選手がノーミスだったため勝負ありかと思われましたが、ミクラックをやり直して成功、得意のGコンバインを3/4ショーンから行うことによりH難度に格上げさせたHコンバインも成功!ショーン、モギルニー、ウーゴニアン、ロスと盛りだくさんの演技構成、降りはちょっと危なかったですが、D難度で通しきりました。

得点14.133。落下があっても14点台が出る恐るべき演技、Dスコアは6.9をフルマークしてきました。

刈屋アナも杉野正尭選手の最終種目のつり輪次第ではまだわからないと実況。

杉野正尭選手にとっては得意ではないつり輪でしたが、しっかり通しきりガッツポーズ!

刈屋アナが「12.533以上が出れば萱和磨選手を上回りトップに立ちます」と言っていたところ、それを上回る13.033が出ました。

あん馬で1回落下があった杉野正尭選手でしたが、大きなミスを見せなかった萱和磨選手を上回り優勝!

杉野正尭選手の個人総合得点は85.964だったのであん馬の落下がなければ87点以上は出ていたと考えると世界選手権でもおそらくメダルを狙える点数になってくるので、杉野正尭選手の成長速度の凄さには驚かされます!6種目合計Dスコアも36.2と36点を超えててきました!

 

萱和磨選手も0.531差で惜しくも2位でしたが、鉄棒のカッシーナとコールマンの入った新しい構成もかなり安定感が出てきて、跳馬のロペスも横に一歩足が出たものの、以前より腰高で着地出来ていると塚原直也さんも唸ってました。

努力の後がかなり見え、大きなミスを出さない萱和磨選手の持ち味も出ていてさすがでした。

 

3位に千葉健太選手。先月のジムドリームフェスティバルではつり輪で力強い演技を行い、凄い強化しているなと思いましたが、そのつり輪で全体2位の14.566を出していました。スペシャリストの高橋一矢選手を上回る得点凄いです。

 

ゆかではカルロス・ユーロ選手が後方2回半ひねり(D)〜前方屈伸2回宙返り(E)、伸身新月面(F)、前方1回ひねり(C)~前方2回半ひねり(D)、短い横のシリーズで後方3回ひねり(D)、十字倒立、後方1回半ひねり(C)~前方2回ひねり(D)、最後に後方3回半ひねり(E)をピタリと決め、15.033!1班で圧巻の演技を見せた南一輝選手を上回りました!

 

1班で登場した南一輝選手は、得意のゆか

ルドルフハーフ(F)〜前方2回ひねり(D)!
リ・ジョンソン(G)、シライ2(F)、しんぴ倒立、後方3回半ひねり(E)〜前方1回ひねり(C)着地ピタリ!、後方2回半ひねり(D)〜前方2回半ひねり(E)着地大きく一歩、後方3回ひねり(D)着地ピタリ!
 14.966!(D6.8 E8.166)

ルドルフハーフからの連続を前方2回ひねりにバージョンアップしてきました!

D6.8は驚異的な世界最高のDスコアですね。

前方2回半ひねり(E)で前に大きな一歩もあり、精度の高い演技を見せたカルロス・ユーロ選手に次ぐ2位でしたが、南一輝選手の軽々とした超人的な演技と進化には驚かされます!

 

ゆかのスペシャリスト2人の対決もバチバチで面白かったです。

 

2班では、宮地秀享選手が6種目を演技!

得意の鉄棒!
ミヤチ(I)成功!
場内大歓声!
カッシーナ、アドラー1/2ひねり(D)で戻りそうになるもこらえ、伸身ムーンサルトの着地僅かに一歩
ガッツポーズ!
13.666 (D5.6 E8.066)

I難度のミヤチも決めてくれました!凄かった!

宮地秀享選手の復活が嬉しいです!

 

全日本シニア、これほどの素晴らしい演技をこれだけ近くで見ると、選手たちの努力を肌で感じて伝わるものがあり感動しますね。

素晴らしいものを見たという余韻が凄い!

体操競技って素晴らしい!

頑張れニッポン\(^o^)/

 

順天堂大学が男子団体優勝、橋本大輝選手が個人総合3連覇!2022全日本インカレ体操競技

体操の全日本インカレが8月19日~22日に四日市市総合体育館で行われました。

今年も新型コロナウイルスの影響で無観客での開催となりました。

 

男子1部団体結果

優勝 順天堂大学 418.292

2位 日本体育大学 408.791

3位 筑波大学 407.757

4位 鹿屋体育大学 401.190

5位 大阪体育大学 393.224

6位 日本大学 393.158

7位 仙台大学 392.725

8位 早稲田大学 389.691

 

男子1部個人総合結果

優勝 橋本大輝選手(順天堂大学3年) 88.331

2位 三輪哲平選手(順天堂大学4年) 83.332

3位 土井陵輔選手(日本体育大学3年) 83.065

4位 橘汐芽選手(筑波大学4年) 82.397

5位 江俣有寿彩選手(順天堂大学2年) 81.999

6位 中山怜選手(筑波大学4年) 81.565

7位 村山覚人選手(順天堂大学4年) 81.499

8位 吉田求選手(仙台大学1年) 81.366

 

男子1部団体優勝は順天堂大学が優勝!

男子1部個人総合優勝は、橋本大輝選手が優勝!

テレスポーツのYOUTUBEチャンネルで橋本大輝選手の全6種目の演技を見ることが出来ました。

第1種目あん馬

NHK杯で落下のあったウーゴニアンを抜いて、冒頭にケイハ4を新たに実施してきました。スピード感のある開脚旋回が素晴らしい!

14.666(D6.3 E8.366)と全体1位の高得点でガッツポーズ!

降り技がD難度だったので、全日本個人総合と同じE難度で降りればDスコア6.4まで上がりますね。

 

第2種目つり輪

今シーズンから新たに取り入れている十字倒立、ほん転逆上がり十字倒立から後ろ振り上がり十字倒立に変えてきました。

力技の姿勢も良くなっていて、強化が伺えます。

降りはなんとF難度の伸身新月面宙返り降りを実施、着地も微動だにせず、ピタリと決めました!

これには手を叩いて、ガッツポーズ!

大技を着地ピタリ!これには驚きました!

14.433(D5.9 E8.533)と全体2位の高得点!

伸身新月面宙返り降りを実施したことにより、Dスコアも0.1上がり5.9になりました。

つり輪は橋本大輝選手にとって唯一の苦手種目のはずでしたが、かなり強化してきました。進化が凄いです!

 

第3種目跳馬

ロペス(D5.6)を実施!

鋭いひねりの回転!大技ロペスを高い完成度で着地僅かに弾んだだけに抑え、ガッツポーズ!

14.933(D5.6 E9.333)と全体2位の高得点!

 

第4種目平行棒

技が実施されるたび、スムーズに美しい倒立におさまるピンと伸びたつま先!

流れるような動きが美しい!

前方かかえ込み2回宙返り半ひねり降り(E)の着地ピタリ!

ガッツポーズ!

14.733(D6.1 E8.633)と全体1位の高得点!

 

第5種目鉄棒

アドラー1/2ひねり~リューキン決めてきました!

カッシーナ、コールマンは高さもあってキャッチする位置も最高、手離し技のクオリティ高過ぎます!

伸身トカチェフ(D)~トカチェフ(C)は連続!

全日本種目別決勝で落下のあったアドラー1回ひねり大逆手もダイナミックに決めてきました。

伸身新月面宙返り降りの着地は前に1歩跳ねましたが、ガッツポーズ!

世界最高Dスコアの内容盛りだくさんの演技構成をこのクオリティで実施してくるところ、さすが東京オリンピック金メダリストの橋本大輝選手です。

15.000(D6.7 E8.300)と全体1位の高得点!

 

第6種目ゆか

リ・ジョンソン(G)着地ピタリ!

新月面(E)着地ピタリ!

前方伸身1回ひねり~前方2回半ひねり(E)で前に一歩

後方2回ひねり着地ピタリ!

フェドルチェンコ

十字倒立

後方2回半ひねり(D)~伸身宙返り着地ピタリ!

後方3回ひねり(D)着地ピタリ!

これには橋本大輝選手も大きくガッツポーズ!

なんと3コース目の前方2回半ひねりの着地以外の全ての着地を決める凄まじい演技!

最終種目で疲労の溜まるはずの中でG難度の大技リ・ジョンソンの着ピタは凄すぎますね!

14.566(D6.0 E8.566)と全体1位の高得点!

6種目の合計得点は、なんと88.331!ルール改正後、はやくも88点台の超高得点が出ました。旧ルールの頂点の大会である東京五輪ですら88点台は優勝した橋本大輝選手含めて3選手しか到達していないので、さらに点の出しにくい新ルールでの88点台がいかにとてつもない得点か頷けますね。

6種目合計Dスコアも驚異的な36.6!全日本の予選でマークした36.3を超えてきました。

橋本大輝選手は、ゆか、あん馬、平行棒、鉄棒の4種目で種目別優勝、つり輪、跳馬でも種目別2位と圧倒的な強さを見せ、順天堂大学の団体優勝と合わせて6冠に輝きました。

インカレでの個人総合3連覇は、冨田洋之さん以来20年ぶり3人目の快挙とのことです。素晴らしい!

10月29日から11月6日まで行われる世界体操選手権リバプール大会での団体、個人総合での金メダル目指して頑張ってほしいと思います!

 

2位に三輪哲平選手、3位に世界選手権代表の土井陵輔選手と実力者が上位に入りました。

 

インカレは、大学生ならではのエネルギーと勢いを感じる素晴らしい大会なので、また会場に観に行きたいです。

はやくコロナが終息して会場で観戦出来るようになってほしいですね。

今回は去年はあったライブ配信もなかったので、来年はライブ配信行ってほしいです。

世界レベルの演技が繰り広げられる大会を体操ファンが見られないのはもったいなさすぎます。

次は全日本シニア・マスターズ選手権あらため、ジャパンオープンが9月17~19日に東京・アリーナ立川立飛で開催されます。

どんな大会になるのか今から楽しみです。

頑張れニッポン\(^o^)/

 

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