akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

岡慎之助選手が2連覇を達成!2025体操NHK杯2日目

今年の代表選考もいよいよ大詰め、NHK杯2日目、東京体育館に観に行ってきました!

心配された橋本大輝選手も無事出場!

一昨日のNHK杯1日目の時よりも体調が良さそうな姿がありました。

そしてNHK杯2日目となる本日、会場の客席がかなり埋まっていました。東京体育館の満席は壮観ですね。

そうなると選手入場時の大型ビジョンによる選手紹介やスモークを使った演出もより映えてきますね。
ローテーション初めのウォームアップ時間が今季から3分から5分と長くなっていて、その間にチアリーディングの子ども達がパフォーマンスしたり、ガンバハートチャレンジなる会場のお客さんを巻き込んだ企画で盛り上げる工夫も見えました。

応援の声と拍手の量の多さも東京体育館満席ならではの迫力と熱気がありました。

全日本から続く五輪王者対決も4試合目、今日も劇的なものになりました。

1位スタートの岡慎之助選手は、NHK杯1日目同様、ゆか、あん馬、つり輪と安定した演技で魅せます。2日目の疲労と1位通過のプレッシャーもあるのか、つり輪の着地が珍しく弾みました。

対する橋本大輝選手は、ゆか、あん馬、つり輪と1日目と同じく難度を少し下げながらも、精度と反応の良さは上がっていました。
ゆかは転倒した最後の後方屈身2回宙返りをかなり神経質に行い成功させ、あん馬も見ていて「あ、落ちる!」という箇所がありましたが、脅威の粘りで旋回に戻して大過失を回避しました。

 

第4種目跳馬。
橋本大輝選手のロペスは、横に一歩でライン減点があったものの14.266(D5.2 E9.166 減点0.1)とまずまず決めてきました。
岡慎之助選手のドゥリッグスは、熟練度の高い実施で僅かな一歩で見事に決めました14.000(D4.8 E9.200)。全日本で着地を2日間ビタ止めしていただけに、静かなホップすらも惜しく思えるほどのレベルの高さを感じますね。

 

第5種目平行棒。

岡慎之助選手が圧巻の演技。着地もピタリ。14.466(D5.6 E8.766 着ピタ加点0.1)の高得点!
橋本大輝選手は今季から新たに入れてポイントになっている車輪ディアミドフを4日間で一番いい形で成功させる!
着地は後ろに弾みましたが反応の良さで一歩でおさえます。14.166(D5.7 E8.466)

 

首位岡慎之助選手が2位橋本大輝選手を2.1点リードで迎えた最終種目鉄棒

橋本大輝選手はアドラー1/2ひねり~リューキン成功!カッシーナ成功!コールマン成功!、伸身トカチェフ成功!、倒立を狙いすぎると戻る危険が怖いアドラー1回ひねりはいつもより流して成功!そして伸身新月面宙返り降りの着地はいつもより低く入りましたが、前に一歩で決めてきました!14.533(D6.2 E8.333)
やりきったといった感じで、客席に手をふりお辞儀する橋本大輝選手。体調の状態を考えるとよく乗り越えてくれたと思います。場内から大きな拍手で応えます。

これで岡慎之助選手が優勝に必要な点数は12.433。
会場の熱気が最高潮で迎えた最終演技者岡慎之助選手の鉄棒、コールマンが遠くてまさかの落下!場内悲鳴!
一気にわからなくなりました。レシーバー解説の遠藤さんが「コールマン再びやりますかね?」の問いに山室さんが「点差も迫っているので、やらない選択肢はない」と言った瞬間コールマンを再び実施した岡慎之助選手!ぎりぎりでキャッチし成功!
リューキンも決めて場内大興奮の中、チェコ式車輪をぐるんぐるん豪快に決めて、伸身新月面宙返り降りの着地止まったー!と思ったら前に体重がかかっていたようで、一歩はずんでフィニッシュ!
得点は12.633(D5.4 E7.533 減点0.3)
客席に角度を変えて何回もお辞儀をする岡慎之助選手。手を合わせてごめんのポーズもありました。

場内からは大きな拍手で健闘を称えます。


最後に波乱があったものの0.2点差で逃げ切って岡慎之助選手の優勝となりました!
パリ五輪3冠の岡慎之助選手といえども、NHK杯最終演技者の独特の雰囲気と優勝がかかる重圧があったのか、その中で今日も美しさとしなやかさを兼ね備えた体操を存分に見せてくれました。
岡慎之助選手の優勝インタビューで、「優勝は嬉しいんですけど、最後に落下してしまったのでモヤモヤします」と反省の弁もありました。
橋本大輝選手は、「まず、ご心配をおかけしてしまってすみません。元気です。」と言って周囲を安心させてました。

NHK杯2日目結果
優勝 岡慎之助選手 252.109(NHK杯2日目82.398)
2位 橋本大輝選手 251.909(NHK杯2日目83.698)
3位 川上翔平選手 248.546(NHK杯2日目83.599)
4位 長谷川毅選手 248.161(NHK杯2日目83.298)
5位 谷川航選手  247.544(NHK杯2日目82.831)
6位 藤巻竣平選手 246.994(NHK杯2日目82.098)
7位 角皆友晴選手 246.928(NHK杯2日目84.465)
8位 三輪哲平選手 246.312(NHK杯2日目82.799)
9位 谷川翔選手  245.311(NHK杯2日目81.431)
10位 谷田雅治選手    243.763(NHK杯2日目81.499)

岡慎之助選手が優勝。NHK杯2日目のみの得点は82.398でしたが、他の3日間は全て84点以上。4日間を通して王者の演技を存分に魅せてくれました。見事な優勝。

橋本大輝選手が2位。NHK杯2日目のみの得点は83.698、一昨日の様子だと棄権の可能性もあるのかと体調を心配してたので、よくやりきって世界選手権の個人総合の代表を勝ち取ってくれてよかったです。

3位に川上翔平選手。NHK杯2日目のみの得点は83.599。大過失が出て順位を落とす日もありましたが、去年から大きく力を上げてきました。序列3位の実力は本物ですね。

4位に長谷川毅選手。NHK杯2日目のみの得点は83.298と4日間で一番高い得点だしてきました。Dスコアはそこまで高くないですが、Eスコアは高いものがありました。代表選考4日間のEスコア最上位に与えられるエクセレント賞にも輝きました。

5位に谷川航選手。NHK杯2日目のみの得点は82.831。足を痛そうにしながらも跳馬以外の4種目で着地ピタリと止めてきました。さすが着地王子です。

6位は藤巻竣平選手。目の前で見れたつり輪の演技がよかったです。13.533(D5.1 E8.333 着ピタ加点0.1)

注目の角皆友晴選手は7位。NHK杯2日目のみの得点はなんと84.465と本日の個人総合最高点を出しました。鉄棒もなんと本日最高の15.000(D6.2 E8.800)と超高得点を出しました。出来にムラもありますが、体操関係者が注目する逸材は本物ということですね。

8位は三輪哲平選手。NHK杯2日目のみの得点は82.799。跳馬でなんと大技ヨネクラを実施!大きな一歩ありましたが、しっかり立ってきました!。跳馬全体1位となる14.533(D5.6 E9.033 ライン減点0.1)を叩き出しました!

9位は谷川翔選手。得意のあん馬落下がありましたが、平行棒で前方2回宙返りの着地をピタリと決めて14.566(D5.5 E8.966 着ピタ加点0.1)平行棒全体2位の高得点を出しました。

萱和磨選手は14位。あん馬で珍しく落下して12.400。跳馬は難度を落としてドゥリッグスを実施したものの着地で転倒して足を痛めた様子もありましたが、大丈夫だったようで、その後の平行棒で着地を決めて14.300(D5.6 E8.600 着ピタ加点0.1)平行棒全体6位の高得点を出して場内を安心させました。

北園丈琉選手は17位。跳馬がすっぽ抜けてかかえ込みの一回ひねりに、大幅に難度を落としてしまう。11.033(D2.4 E8.633)。跳馬はこれがあるから怖いです。

田中佑典選手は23位。つり輪で倒立が崩れるミスがあり11.533(D4.0 E7.833 減点0.3)。それでも平行棒では全体4位の14.400(D5.1 E9.200 着ピタ加点0.1)。鉄棒では、全体2位の14.633(D5.7 E8.933)と得意種目で見せ場をつくりました。

代表選考4日間が終わり、優勝した岡慎之助選手と2位橋本大輝選手が世界選手権の個人総合代表に内定!
種目別代表候補選手はゆか南一輝選手、あん馬石澤大翔選手、つり輪金田希一選手、跳馬で遠藤幹斗選手、平行棒鉄棒で角皆友晴選手となりました。
NHK杯、代表選手が決定する大会だけあって、毎回劇的な試合になりますが、今回もいろいろなドラマがあって、印象深い試合になりました。
岡慎之助選手と橋本大輝選手、五輪王者のダブルエース揃い踏みで世界選手権に臨めることになってよかったです!
世界選手権ではワンツーフィニッシュ決めてほしいです!

がんばれニッポン\(^o^)/