akiraの体操観戦記

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橋本大輝選手が優勝!5連覇を達成!全日本体操個人総合選手権男子決勝

全日本体操個人総合選手権、高崎アリーナに観に行ってきました。

橋本大輝選手と岡慎之助選手のオリンピック個人総合王者の頂上対決!

予想以上に熾烈なものになりました!

予選で1位の岡慎之助選手が2位の橋本大輝選手につけた点差が0.633。その差を橋本大輝選手が追いつけるかが焦点となりました。

 

第1ローテーションゆか
橋本大輝選手が前方1回ひねり~前方屈伸2回宙返りの大技入りの高難度連続技を成功。
予選でミスのあったY字バランスは緊張感ありましたが、かなり丁寧に行い成功。
最後の後方屈伸2回宙返りの着地こそ僅かに動きましたが、かなりいい出来でガッツポーズ!
14.133(D5.2 E8.933)と高得点。
対する岡慎之助選手も前方1回ひねり~前方かかえこみ2回宙返りを成功。
次々着地を決めて、その度にどよめきが起こります。
最後の後方伸身2回宙返りの着地を止めて場内大歓声!
14.233(D5.1 E9.033 着ピタ加点0.1)
岡慎之助選手がさすがの演技でDスコアで上回る橋本大輝選手を0.1上回り、両者の差は0.733に広がります。

 

第2ローテーションあん馬
橋本大輝選手がDスコア5.7の高難度の演技構成を通しきりガッツポーズ!
14.166(D5.7 E8.466)の高得点!
レシーバー解説の山室光史さんによると何箇所か危ないところがあったとのこと。
危ないところがあってもリカバリ出来る抜群の反応の良さが橋本大輝選手の強さですね。
対する岡慎之助選手はブスナリ(F)を軽々と決めて開脚旋回を存分に魅せて見事に通し切りました。
13.500(D4.9 E8.600)
レシーバー解説の山室さんによると降り技、本来は反対側まで行って降りたかったのではないかとのことでした。
ミスを避けるために、とっさの判断で降り技を変えたのではないかとのこと。
両者の差は0.067と僅差まで一気に縮まりました。

 

第3ローテーションつり輪

橋本大輝選手、降り技に伸身新月面宙返り降りで着地ピタリ!

ガッツポーズでました。

13.633(D5.2 E8.333 着ピタ加点0.1)

岡慎之助選手、力強い演技、十字倒立も見事でした。

伸身新月面宙返り降りで着地ピタリ!

強い!13.800(D5.3 E8.400 着ピタ加点0.1)

その差を0.234と広げます。

 

第4ローテーション跳馬

橋本大輝選手はロペスを実施!

大技を素晴らしい高さと飛距離のある跳躍!着地一歩で決めました!

14.533(D5.2 E9.333)の高得点!

岡慎之助選手はドゥリッグスを実施!

予選と同じほぼ直立立ちの腰高着地でピタリと止めました!

14.266(D4.8 E9.366 着ピタ加点0.1)

大技を決めた橋本大輝選手、ついに岡慎之助選手を逆転。その差0.033。

 

第5ローテーション平行棒

岡慎之助選手、得意種目で力強く正確な美しい演技!着地までピタリと決めてきました!

14.666(D5.6 E8.966)

橋本大輝選手、新しく入れた車輪ディアミドフで手を1歩2歩と動かすミス、それ以外は倒立も美しく、しっかり決めました!

13.966(D5.7 E8.266)

得意種目をしっかり決めた岡慎之助選手が橋本大輝選手を再び逆転、岡慎之助選手が0.667差リードで最終種目鉄棒へ。

 

最終ローテーション鉄棒

橋本大輝選手、アドラー1/2ひねり〜リューキン成功!
カッシーナ成功!コールマン成功!
伸身トカチェフ成功!
アドラー1回ひねり成功!
伸身新月面宙返り降りの着地ピタリ!
もの凄い演技で得点15.033(D6.2 E8.733 着ピタ加点0.1)
10技から8技に変更され得点が低くなるはずの新ルールにもかかわらず15点超えの超高得点が出ました!
橋本大輝選手が超高得点で岡慎之助選手にプレッシャーをかけます。

最終演技者の岡慎之助選手の鉄棒、アドラー1/2ひねりが戻るミス。
それでもコールマン、リューキン、チェコ式車輪と決め、伸身新月面宙返りの着地はピタリと決めてこの種目パリ五輪金メダリストの意地を見せました。
得点は13.766(D5.4 E8.266 着ピタ加点0.1)

橋本大輝選手が岡慎之助選手を逆転で優勝!

全日本選手権5連覇を達成!

その差0.6!

いやー凄いものを見ました。
東京五輪個人総合王者の橋本大輝選手とパリ五輪個人総合王者の岡慎之助選手によるオリンピック個人総合金メダリスト同士の至高の対決、これは日本でしか見れませんね。

橋本大輝選手、今大会は表情も明るくて、調子の良さが伺えました。動きもよくて充実した6種目、今まで見た橋本大輝選手の試合の中で一番良かったと思います。
岡慎之助選手も最後にミスこそありましたが、パリ五輪3冠の実力を存分に見せてくれました。

全日本体操個人総合選手権結果(予選と決勝合計)
優勝 橋本大輝選手 169.695
2位 岡慎之助選手 169.095
3位 角皆友晴選手 165.396
3位 長谷川毅選手 165.396
5位 萱和磨選手 164.763
6位 藤巻竣平選手 164.597
7位 谷川航選手 164.297
8位 川上翔平選手 163.830

決勝だけの点数は橋本大輝選手が85.464、岡慎之助選手が84.231でした。
去年までの10技ルールでも85点台は高得点でした。それを8技の新ルールで出してしまうとは橋本大輝選手の爆発力凄まじいです。

 

注目の超新星の角皆友晴選手は長谷川毅選手と並んで3位タイ。平行棒で1位の14.933、鉄棒で全体2位の14.600を出して、その実力を見せました。反面つり輪が11.600と課題となってますね。まだ大学1年、これから力技を強化していくことと思います。

 

萱和磨選手が5位に順位を上げてきました。さすがの安定感です。

 

谷川航選手が7位、跳馬のドラグレスクの着地ピタリが凄かった!

 

川上翔平選手が8位、跳馬でヤンウェイ(屈身メリサニディス)を決めて14.666!

平行棒でも車輪マクーツを決めて14.700と高得点を出しましたが、あん馬、鉄棒とミスもありました。Dスコアを上げて攻めてる姿勢はさすがです。

 

10技から8技になって、初めての大会、レシーバー解説の山室光史さんによると、選手は8技になったからと言って体力的にあまり楽になったかというとそうでもない。10技あると2つ3つ楽に出来る技が入るので、演技中にそこで気持ちを落ち着けることが出来る。8技だと全ての技の難度を高めていかないといけないので、より気を抜けなくなった面もあるとのこと。
同じくレシーバー解説の遠藤さんによると橋本大輝選手はあん馬が8技に減って10技の時より体力的に余裕を持って出来るようになったと言っていたとのこと。種目にもよるということですかね。

見てる方は、演技ちょっと短くなったなという感じもありますが、8技になってミス出来ない緊張感は高まってると感じます。素晴らしい演技を見た時は変わらない感動がありますね。

選手も大きなルール改正があって初めての試合で手探りでやってる感じもあると思います。1大会行われて、これが基準になりますね。試合をするたびに、このルールの本質がわかって強化が進んで行くのだと思います。
毎年この4月の全日本体操個人総合選手権を見るまでは、そわそわしますが、予選と決勝を見て、選手たちの素晴らしい演技に大興奮し、やっぱり日本の体操が最強だなということを再確認して落ち着きますね。
橋本大輝選手と岡慎之助選手の頂上決戦、代表選考はNHK杯に続きますが、このWエースで世界選手権、その先のロス五輪に臨むのかと思うと楽しみ過ぎます。

がんばれニッポン\(^o^)/