世界選手権、男子予選1日目。
ドキドキハラハラの展開でした。
1種目目跳馬
早坂尚人選手がロペスを決め15.2。
白井健三選手がシライ/キムヒフンを着ピタ15.533!
2種目目平行棒
萱和磨選手15.233。
内村航平選手が15.466。
3種目目鉄棒
ここまでで日本は同じ組で演技してる中国に5.457点もの大差をつける!
4種目目床
日本の得意種目のはずの床でまさかがおこる。
1人目の萱 和磨選手は前方屈伸2回宙返りの着地を止め、演技を通します。14.566
2人目の田中佑典選手、前方2回半ひねり(E)でラインオーバー。14.800
ポイントゲッターがまさかの13.033に終わる。
しかも採点にすごい時間がかかり、内村航平選手が待たされます。
内村航平選手が待ってる間に、平行棒の中国3人の演技が映るほど、待たされる。
内村航平選手、後方3回半ひねり(E)~前方1回半ひねり(C)、前方1回ひねり(C)~前方2回半ひねり(E)、後方2回半ひねり(D)~前方2回ひねり(D)と上げた演技構成で高難度技を次々と決めるも新月面で崩れ、まさかの前に両手両膝を着いてしまいます
抱え込みトーマス転も詰まり気味、頭を打ったもよう。
後方3回ひねりも横に大きく一歩でなんとか演技を終えますが、膝を叩き、悔しさを露わに。そして頭を押さえて、苦しそうな表情で台を降ります。
その後の話で脳震盪になりかけたとのこと。
最後の3回ひねりまで演技を続けたのは、すごい精神力です。
得点はまさかの14.166。
床が得意な2選手の失敗で最終演技者、白井健三選手にかなりのプレッシャーがかかりますが、
本当にこの男は強心臓、超高難度のシリーズを次々に決め、リ・ジョンソンまで完璧16.1の超高得点!
中国は得意の平行棒で15点台を並べたため、差が一気に2.99まで縮まる。
このローテで2.467も詰められたことに。
5種目目あん馬、
1人目の加藤凌平選手、降りが流れますが強引に着地まで持って行きました。14.566
日本にミスが出ましたが、中国も林超攀の落下などと、点が出にくい鉄棒だったため、差は僅かに0.234つまり2.756差。
最終種目つり輪、
スペシャリスト不在で日本にとっては一番弱い種目でしたが、白井健三選手14.1、萱和磨選手14.033とまずまず、加藤凌平選手も着地一歩でおさめ14.3、田中佑典選手14.766、内村航平選手14.8とミスなく決めました!
中国の床も肖若鵬選手がシライ/グエン(F)を決め、書弟選手が15.366を出すなど、なかなかで0.899詰められましたが、1.857差で逃げ切り、日本が初日暫定一位となりました。
日本はミスを出しながらも、中国を抑えて暫定1位、まだ2日目にアメリカが残ってるから確定とは言えませんが、予選1位通過に向けて、苦しいところチームで助け合いながら、頑張りました。
演技のキレ、美しさに格の違いを感じます!素晴らしかった!
悲願の団体金メダルに向けて、勝負どころの団体決勝!
チーム一丸となって頑張れニッポン\(^o^)/