南寧世界体操選手権、早いもので今日が大会最終日、種目別決勝後半が行われました。
男子跳馬
1位 リ・セグァン選手(北朝鮮)15.416
4位 白井健三選手 15.062
2本目のリ・セグァンの着地で足を痛めたようで、痛そうでした。
ドラグレスクとルーユーフ、実施が素晴らしかったです。
白井健三選手は、シライ/キムヒフン、ドゥリッグス見事に決めて4位でした。
注目のヤン・ハクソン選手(韓国)は、2本ともDスコア6.4の技に挑戦してきましたが、崩れ、 7位に終わりました。
1位 シモーネ・バイルズ選手(アメリカ) 15.100
2位 白雅ブン(中国) 15.033
3位 アリヤ・ムスタフィナ選手(ロシア)14.166
4位 寺本明日香選手 14.100
シモーネ・バイルズ選手(アメリカ)が優勝。
終末技にムーンサルトを持ってくるなど、安定感のある力強い演技でした。
ヨルダケ選手の落下など、有力選手にミスが出る展開でした。
日本の寺本明日香選手が最終演技者として登場。
団体決勝、個人総合決勝の時に落下している技も見事に決め、ふらつきのまったくない、スピード感とキレのある会心の演技でした。
メダルの期待が高まりましたが、3位のアリヤ・ムスタフィナ選手に0.066届かず4位。
銅メダルまで限りなく近づいただけに惜しかったですが、強豪国のエース達が名を連ねる世界の種目別で4位入賞は、素晴らしかったです(^O^)/
平行棒
1位 オレグ・ベルニアイエフ選手(ウクライナ) 16.125
2位 ダネル・レイバ選手(アメリカ) 15.933
3位 加藤凌平選手15.666
4位 書弟選手(中国) 15.633
5位 田中佑典選手 15.041
オレグ・ベルニアイエフ選手(ウクライナ)が優勝。
シャルロ~単棒ヒーリー、前方2回宙返り半ひねり降りなど、高難度技がたくさん入ったDスコア6.9の構成で、実施もよく16.125の超高得点での優勝!
ダネル・レイバ選手(アメリカ)が2位。
テンハイビンの実施が素晴らしかったです。降りの前方2回宙返りも着地ピタリでした。
アルバレスコーチの豪快なガッツポーズ!と喜びようは、おなじみの光景でした(^^)
加藤凌平選手は、屈伸ベーレを入れて、攻めてきました。
着地も決める完璧な実施で見事に銅メダルを獲得しました。
田中佑典選手は、シャルロでバランスを崩してしまいますが、落下はせずに最後まで演技を続け、5位でした。
女子床
1位 シモーネ・バイルズ選手(アメリカ) 15.333
3位 アリヤ・ムスタフィナ選手(ロシア) 14.733
フジテレビを見ていたのですが、優勝したバイルズ選手の演技のダイジェストのみという放送でした。
体操ファンは、世界のメダリスト達の素晴らしい演技を見たいと願っています。
日本選手が出ていない種目でも、メダリストの演技ぐらいは、ちゃんと放送してほしいものです。
鉄棒
1位 エプケ・ゾンダーランド選手(オランダ) 16.225
2位 内村航平選手 15.725
3位 マリジョ・モズニク選手 15.000
予選で各チーム苦しんで、ファビアン・ハンビュッヘン(ドイツ)選手とか得意な選手たちが予選落ちとなり、フレッシュな顔ぶれでした。
エプケ・ゾンダーランド選手(オランダ)が優勝。
D7.7で16.225の超高得点が出ました。
内村航平選手が2位。
アドラー1回ひねり~ヤマワキも成功させ、着地は、僅かに1歩弾みました。
さすがにこの演技には、会場がどよめきました。
カッシーナ~コールマンの連続は、すごすぎますね!さすが内村航平選手、個人総合の王者ですが、さらなる進化見せてくれました。Dスコア7.2で得点15.725でした。
それでも本当は、冒頭でアドラー1/2ひねり~リューキン(F)をいれる予定だったが、うまく倒立にはまらなかったので、瞬時に伸身トカチェフ(D)に変えたとのことで、まだまだ底知れないポテンシャルを秘めていますね(^_^;)
フェドルチェンコも加えた完全版を次は、是非とも見せて欲しいです(^^)
3位にマリジョ・モズニク選手(クロアチア)。
本家本元のモズニクを見せてくれました。得点15.000。
スペシャリスト達の素晴らしい戦いが見れた、種目別決勝!
この2日目もいい演技がたくさん見られて、見ごたえありました。
この南寧世界体操選手権も今日で終わりましたが、体操ニッポンの強さと美しい体操を世界に十分に見せてくれました。
素晴らしい演技を見せてくれた選手たちに感謝です。感動をありがとうございました(^O^)/
頑張れニッポン(^O^)/