akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

南寧世界体操選手権男子予選2日目

南寧世界体操選手権、今日は男子予選の2日目が行われ、予選の最終結果が出ました。
 
団体予選順位
1位中国 362.698 
2位日本 361.609 
3位アメリカ 360.393 
4位イギリス 357.193
5位ロシア 356.957 
6位ドイツ 348.643
7位ブラジル 348.100
8位スイス 345.993
9位ウクライナ 345.540
10位韓国 343.594
 
個人総合予選順位
1位 内村航平選手 92.165
2位 ダビド・ベルヤフスキー選手(ロシア) 90.748
3位 書弟選手(中国) 90.630
4位 ドネル・ウィッテンバーグ選手(アメリカ)
5位 程然選手(中国) 89.631
6位 田中佑典選手 89.507
7位 加藤凌平選手 89.331
8位  オレグ・ベルニアイエフ選手(ウクライナ) 89.230
9位 ニコライ・クキセンコフ選手(ロシア)89.164
10位 ダニエル・パービス選手(イギリス) 88.706
11位 野々村笙吾選手 88.581
12位 林超攀選手(中国) 88.339
 
日本は、7班に登場!
中国には惜しくも届かなかったものの、予選2位に着けました。
日本は、あん馬加藤凌平選手と亀山耕平選手に落下があり、最終種目の鉄棒でも野々村笙吾選手が伸身トカチェフで落下。田中佑典選手が着地で前に手を付く大過失が響きました。
床では、白井健三選手が16.033、加藤凌平選手が着地を全て止め15.833、内村航平選手が15.800と、ものすごい高得点を連発!
内村航平選手は、全種目で安定したさすがの演技。個人総合予選でも、92.165と異次元の高得点で、予選もちろんトップ!鉄棒でも各国のスペシャリストが苦戦する中、素晴らしい演技で15.2で予選2位で種目別決勝進出。
田中佑典選手は、鉄棒の着地で手をつくミスがありましたが、個人総合予選で6位に着け、日本チーム内2位と力を見せました。つり輪では、15.3と高得点を出しました。平行棒でも15.7の高得点で決勝進出です。
加藤凌平選手もあん馬の落下があったものの、床と平行棒で高得点を出し、種目別決勝進出。
野々村笙吾選手は鉄棒で落下があったものの、それ以外の種目は期待通りの安定した演技を見せていました。白井健三選手は、床と跳馬で種目別決勝進出。平行棒でも15点にのせるなど、さすがの勝負強さを発揮。
亀山耕平選手は、連覇が期待されたあん馬で落下、悔やまれますが、団体決勝では、立てなおして高得点出してほしいです。
 
9班で登場したアメリカが団体予選3位。
あん馬でイギリスを上回る全体トップのチーム得点を上げました。
注目の新鋭ドネル・ウィッテンバーグ選手が89.631で個人総合予選4位。
エースのサム・ミクラック選手は、鉄棒でミスがあったようで、まさかの17位。
ダネル・レイバ選手が平行棒で予選トップの15.9を出すなど、のってますね!
 
8班登場のロシアは団体予選5位
アブリヤジン・デニス選手が、床で白井健三選手を上回るトップスコアの16.066。つり輪、跳馬でも予選2位の高得点を出しました!
ダビド・ベルヤフスキー選手が個人総合予選2位と活躍。
あん馬で4人が落下したのが響きました。
 
10班で登場したドイツは、6位
エースのファビアン・ハンビュッヘン選手が得意の鉄棒で失敗して、個人総合16位になるなど、振るわなかったようです。
 
なんとスイスが8位と健闘し、団体決勝進出を決める躍進。
昨日演技したウクライナ(ロンドン五輪4位)が9位でまさかの予選落ちとなりました。
 
今回の予選、個人総合のメダル争いをすると見られる実力者、マックス・ウィットロック選手(イギリス)が14位、ファビアン・ハンビュッヘン選手(ドイツ)が16位、サム・ミクラック選手が17位と振るわない予選となりました。
各選手、鉄棒に苦しんでますね。
 
日本はあん馬と鉄棒で2つずつ大過失を出してしまったので、ベスト4を守った中国に僅か1点ちょっと届かなかったわけですが、アウェイで、まだ予選ということを考えれば、決勝での逆転優勝は十分可能です!
田中佑典選手の鉄棒と亀山耕平選手のあん馬が種目別決勝に残れなかったのは残念ですが、随所にいい演技が出て、実力も見せた予選でした。
それにしても内村航平選手はすごいです。5連覇を目指す絶対王者としてのぞんだ今大会、
世界トップのオールラウンダー達が、内村航平選手を目標に、これだけハイレベルな演技をしてきたのに、その上で2位以下に1.4以上もの大差をつけているとかすごすぎます(^_^;)
 
10月7日の団体決勝、日本チームには、逆転優勝に向けて、チーム一丸となって頑張って欲しい。
頑張れニッポン(^O^)/