akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

2013国際ジュニア体操競技大会男女個人総合

2013国際ジュニア体操競技大会、2年おきの恒例の国際大会、今年も横浜文化体育館に見に行ってきました。
今年は、アメリカ、ロシア、ルーマニア、中国、イギリス、ウクライナ、カナダ、フランス、ドイツ、ブラジル、香港、そして我らが日本と、12カ国の体操トップジュニア達が集まり、熱い戦いが繰り広げられました。
22日の今日は、男女の個人総合が行われました。
今回は、器具の配置が例年と違い、床が中央になり、男子の鉄棒と女子の段違い平行棒の位置が例年と入れ替わってました。
そして競技の進行も女子だけ2ローテーション先に行い、3ローテ目から男子も競技が始まる変則ローテーションでした。
あと、入場や、競技移動にきゃりーぱみゅぱみゅの曲が使われてたのも驚きました。

男子個人総合は、日本の萱和磨選手が優勝!
どの種目も、きれいな姿勢としなやかな動き、そして正確な実施をする選手。跳馬のドゥリッグス、鉄棒の伸身新月面など、各種目着地がピタッと止まって、素晴らしかった(^O^)/
プレッシャーがかかる最終種目のあん馬でも見事に通しきり、ガッツポーズが出てました。

2位に、日本の谷川航選手。
平行棒で少し、ミスもありましたが、床や跳馬でダイナミックな演技素晴らしかった。

3位に、イギリスのブリン・ビーヴァン選手。
丁寧で切れのある演技、最高得点14.65を出した平行棒は素晴らしかった。
2位で向かえた最終種目鉄棒では、高いコバチに開場がどよめきました。プレッシャーからか、落下もありましたが、その後は着地までピタリと止めただけに実力は高いですね。
イギリスは、年々、強いジュニア選手が育ってますね。

4位に中国のディ・ウー選手。
さすが強豪の中国の選手、床、あん馬、平行棒で高得点を上げました。
3位で向かえた最終種目の鉄棒、プレッシャからか、伸身イエーガーで落下。やり直して成功させるところはさすがでした。

5位にイギリスのニール・ウィルソン選手。
鉄棒で14.75の最高点!コールマンを行ったのは、この選手だけでした。

6位に中国のシュウウェイ・フウ選手。
平行棒と鉄棒で高得点でした。

総合では14位でしたが、ロシアのイリヤ・キバルタス選手のつり輪が14.75で種目最高点。中水平がジュニアとは思えない力強さでしたね。


女子個人総合、優勝はアメリカのベイリー・キー選手。
跳馬段違い平行棒、床で種目最高点。
しかも跳馬15.05と床15.00と、なんと2種目は15点台!
落下した平均台でも14.00を出す圧巻の強さでした。
やはりアメリカ女子は、強いですね。この選手がそのまま来月の世界選手権に出場しても優勝争いしそうなレベルですね^^;

2位に中国のヤン・ワング選手。
平均台で14.7と種目最高点。中国選手が比較的苦手とする跳馬でも14.95の高得点でした。
小柄ですが、勢いのある演技をする選手です。

3位にアメリカのローレン・ヘルナンデス選手。
段違い平行棒での落下が悔やまれます。
他の種目は高得点。

4位にカナダのアリーザ・ユウ選手。
最近、カナダ女子選手も強いですね。
ダイナミックな演技をします。

5位にルーマニアアンドレーア・ムンテアヌ選手。
平均台、床で高得点。
ルーマニアらしい、正確な演技をする選手です。

6位にロシアのマリア・ボンダレヴァ選手。
7位にロシアのマリア・ハレンコヴァ選手。
ロシアの選手も優雅さ溢れる演技、さすがでした。

日本女子は、本田美波選手、安井若菜選手が同点で10位が最高でした。
期待された宮川紗江選手は、得意の床、跳馬では、見事に決めてくれましたが、他2種目の落下が響きましたね。

競技終了後には、恒例のエキシビション男子新体操花園大学体操部の演技も行われました。
大勢で行われるアクロバットは、迫力ありました。
海外選手たちも興味津々に見てましたね(^^)

世界のトップジュニア達の闘い、見応えありました。特に今回は、7年後の東京オリンピックの主役になるであろう選手たちが出場してますから、その演技がいち早く見れる意味は大きかった(^^)
明日は種目別決勝!素晴らしい演技がたくさん見れると思います。
私も、もちろん見に行きますよ。
頑張れニッポン(^O^)/!!