akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

豊田国際、まさに栄光の架け橋!

冨田洋之選手、鹿島丈弘選手の国内最後の試合である
豊田国際2日目見てきました。
後半の種目のみで、開始から1時間以上遅れて
行ったので、平行棒からでしたが、平行棒と鉄棒のみ
にエントリーしている冨田選手の演技なんとか見れました(^O^)
悲鳴にもにた歓声の中、日本代表のユニフォームを
まとった冨田選手が演技。
美しい演技がオリンピック時のそのままの切れ味で
展開し、着地はちょっと前に弾んだだけ、
15.85の高得点!割れんばかりの拍手!
北京五輪銀の韓国ヨ・ウォンチョル選手も
6.9のA得点で中々の演技を披露するも15.55
これで冨田選手の優勝かと思われたけど、
空気の読めない中国の王冠寅選手が、
前振りあがりディアミノフなど
高難度技を行い、着地も決めガッツポーズ。
16.35の高得点が出て1位、
王国中国は若手も層が厚いようです。
冨田選手は2位に。
最終種目鉄棒。
これまた空気の読めない韓国のキム・ジフン選手が、
アドラーひねり~ヤマワキ、コールマン、
コバチ、車輪2回ひねりなどで着地はわずかに半歩。
A得点なんと7.2で16.25。
早々に試合を決めてしまいます。
それでも冨田選手登場に場内大声援、
解説の池谷さんも国内最後の演技だと煽ります。
やや力を使った箇所があったものの、
流れるように世界一美しい技の見本市が展開
着地は、栄光の懸け橋を彷彿とさせる
ビクともしない凄まじい着地!!
A得点も6.8となんと北京五輪より上げてきました!
15.85の高得点。割れんばかりの歓声と拍手!
冨田さんありがとう!の声も多数!2位に。
冨田選手の最後の演技を見て感動してしまったと
いう中瀬選手が最後に演技3位。
冨田選手とともに引退する鹿島選手が、
最後に特別にあん馬を披露。
昨日はミスがでて6位に終わりましたが、
雄大な開脚旋回から入り、観客を沸かせ、
北京五輪で落下したメリーゴーランドも見事成功。
完璧な美しい演技を見せてくれました。
最後に冨田選手と鹿島選手の引退セレモニーが行なわれ、
冨田選手が心に響く思いのたけを語って、あいさつを
してくれました。
花束を整列した子供達からもらい、その間の冨田選手の表情が
大型スクリーンに映り、にこやかな温かい表情が印象的でした。
場内を手を振りながら1周、満員の観客から、盛大な拍手と感謝
の声援が飛び交いました。
冨田選手と鹿島選手、偉大な選手が引退してしまったんだなと
改めて感じました。
今の若手選手には、二人を目標に美しい体操を継承していって
頑張ってほしいです。
冨田選手と鹿島選手、本当にお疲れ様でした(^O^)