akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

2012ワールドカップ個人総合ドイツ大会

ドイツのシュツットガルトで行われた個人総合のワールドカップドイツ大会、今年もネットライブ中継があったので、昨日の20時40分から23時過ぎまで熱い戦いをパソコンの前で見ていました!(^^)!
絶対無敵の世界&オリンピック王者である内村航平選手は欠場しましたが、日本からオリンピック日本チームキャプテン田中和仁選手が出場、注目が集まりました。
田中和仁選手は、床でDスコアを5.1まで下げた構成ながら、ミスなく高いE得点9.333を獲得し14.433とまずまずのスタートを切りますが、2種目目のあん馬で落下(>_<)13.5
このあん馬、全日本団体種目別選手権では、調子がよかったのですが、海外の試合となると難しいのでしょうか。
吊り輪では、着地まで完璧に決め、D6.0、15.066。
跳馬はアカピアンでまずまず15.466。
得意の平行棒では、チホンキフなど高難度技を抜いてDスコア6.1ながら、美しく、着地まで完璧に決め15.166
鉄棒は、コールマンまで入れたDスコア6.8で勝負に出て着地わずかに一歩はずんで15.466。
89.097のフィニッシュで表彰台にあと0.201届かず4位でした。
優勝は、地元ドイツのマルセル・ニューエン選手。
ロンドン五輪個人総合銀メダリストの力見せました。
地元の声援も追い風とし、平行棒、鉄棒で高得点を上げました。
2位は、イギリスのダニエル・パービス選手。
床、跳馬で高得点、安定した演技さすが個人総合上位の常連です。
3位は、ロシアのデビッド・ヴェルヤフスキー選手。
平行棒の降り技、前方屈伸2回宙返りの着地ピタリは凄かった。
優勝争いが期待された実力者、アメリカのダネル・リーバ選手は、あん馬で落下するなど振るいませんでした。
7位に終わったイギリスのクリスチャン・トーマス選手ですが、跳馬で屈伸メリサニディスを実施し、16.333の最高得点、凄かったです。

観客席にいたフィリップ・ボイ選手を場内カメラが何度も映し、ボイ選手がユニークにリアクションして立ち上がり場内に手を振って、観客を沸かしていました。25歳の若さながら、引退を発表したボイ選手、世界選手権で2度も個人総合銀メダリストになり、エレガンス賞まで受賞した地元ドイツのスター選手は観客に愛されてますね。昨年の東京世界選手権や東京ワールドカップでもダイナミックかつエレガンスな演技を日本のファンにも魅せてくれただけに、早い引退は寂しいですね。
ボイ選手の笑顔が見れたのはよかったです(^^)

田中和仁選手、この世界大会個人総合上位の常連選手たちの中にあっても美しい演技が際立ってました。あん馬で落下さえなければ、十分優勝争いしてたことを考えると、やはりあん馬が課題ですね。

来週に続く、ワールドカップグラスゴー大会では、あん馬克服して、頑張ってほしいです。
頑張れニッポン(^O^)/