パリ五輪体操競技、8月2日(金)の1時15分から女子個人総合決勝が行われました。*日本時間です。
女子個人総合結果
金メダル シモーネ・バイルズ選手(アメリカ)59.131
銀メダル レベッカ・アンドラーデ選手(ブラジル)57.932
4位 アリス・ダマート選手(イタリア)56.333
6位 エリザベス・ブラック選手(カナダ)54.799
7位 邱祺縁選手(中国)54.766
8位 ヘレン・ケヴリク選手(ドイツ)54.598
9位 フラヴィア・サライヴァ選手(ブラジル)54.032
10位 ナオミ・ヴィッセル選手(オランダ)53.965
11位 岸里奈選手(日本)53.965
12位 アリス・キンセラ選手(イギリス)53.799
アメリカのシモーネ・バイルズ選手が金メダル。
東京五輪では、メンタルヘルスの問題で個人総合決勝も棄権したシモーネ・バイルズ選手、このパリ五輪では見事、団体に続いて女子個人総合の女王に返り咲きました。
跳馬ではDスコア6.4の最高難度のオリジナル技、男子で言う屈伸メリサニディスやってきました。15.766というビッグスコアでスタート!段違い平行棒でミスがあり、平均台終わって2位のレベッカ・アンドラーデ選手と0.166差と僅差での戦いでしたが、ゆかが15.066と圧巻の演技でした。
終わってみれば2位に1.199差つけての優勝。やはり強いですね。
跳馬でDスコア5.6のチェンフェイを実施。15.100の高得点。シモーネ・バイルズ選手がミスした段違い平行棒で14.666の高得点とってきました。平均台も14.133、ゆかも14.033と高得点でまとめ銀メダル!総合力高いですね。
東京五輪の個人総合王者のスニッサ・リー選手、得意の段違い平行棒は14.866と圧巻の演技でした。
去年、腎臓の病気にかかってしまったとのことで、このパリ五輪へは困難な道のりでした。それを乗り越えてここまでスニッサ・リー選手が戻ってきたのは素晴らしいです。
4種目安定した演技で見事な銅メダルとなりました。
11位に日本の岸里奈選手。
最終種目の跳馬でユルチェンコ2回ひねりをしっかり決めて13.766の高得点出しました。この大舞台で4種目安定した演技を見せました。
これからが楽しみな選手です。
女子個人総合決勝、華やかな演技と熱い戦いとても見応えありました。