シュトゥットガルト世界体操選手権、男子団体決勝が行われました。
優勝 ロシア 261.726
2位 中国 260.729
3位 日本 258.159
4位 アメリカ 254.578
5位 イギリス 251.611
6位 台湾 248.243
7位 スイス 247.038
8位 ウクライナ 246.593
日本チームは、3位銅メダルを獲得しました。
おめでとうございます。
1種目目のあん馬から、萱和磨選手、谷川翔選手、橋本大輝選手とミスのない素晴らしい演技!気迫を感じました!
橋本大輝選手のあん馬は、予選では、14.883出ましたが、決勝では14.466と抑えられました。
これについて解説の米田功さんが、Eスコアは、日によって出方が違うこともある、大事なのは出来がどうだったかということと解説ありましたね。
いつもは、ミスを出さすに我慢する種目のあん馬、今回のメンバーは、あん馬が得意な3人が揃っているということで、さすがの演技でした。
2種目目のつり輪は、萱和磨選手、谷川航選手、神本雄也選手と力強い演技。
ついに神本雄也選手のつり輪が世界選手権で披露されました。感無量です。
オニールからの翻転中水平は、神本雄也選手ならではの見せ場、見事に決めてくれました。降りの伸身新月面宙返り降りも着地ピタリ!得点14.766!の高得点。
3種目目の跳馬、萱和磨選手がドリッグス(D5.2)、橋本大輝選手がロペス(D5.6)を決めて14.900の高得点。
そして3人目に本会場練習でこの跳馬で足を痛めていた谷川航選手が登場!
足の具合が心配されましたが、ブラニク!着地1歩に抑えて決めてくれました14.833!
4種目目平行棒、5種目目鉄棒と大過失は出さないものの、着地を跳ねるなど、小さいミスを出す我慢の展開が続く。
最終種目床、ここまで伸び伸びとした素晴らしい演技を続けていた橋本大輝選手がまさかの尻もち、日本チーム唯一の大過失となってしまいましたが、予選も含めてここまで日本を救う演技は見事でした。
涙を流す橋本大輝選手を、大丈夫、大丈夫と励ます日本チームの面々、とてもいいチームだなと感動しました。
最終演技者の萱和磨選手が、気迫のこもった演技で締めくくってくれました。
萱和磨選手が今回の日本チームの柱の活躍、見事に果たしてくれてますね。
まさに失敗しない男、凄いです!
谷川航選手の本会場練習の怪我や、谷川翔選手も予選の跳馬で足を痛めるなど、けっして万全ではない状況だったので、この決勝は、チーム一丸となって頑張ったと思います。
これだけいい試合運びをして、優勝したロシアと3.567、2位の中国とも2.57差と、大きな差もついてしまったので、ロシア、中国も去年よりさらに強くなっていると感じますね。
東京五輪までにこの差を詰める、日本チームのさらなる強化、挑戦頑張ってほしい!
頑張れニッポン\(^o^)/