akiraの体操観戦記

体操競技を応援するブログです!

日本体育大学が優勝!2019東日本インカレ

2019東日本インカレ、岩手県の一関市総合体育館まで見に行ってきました。
一ノ関駅、新幹線で東京駅から約2時間ですね。
体育館までは一ノ関駅からタクシーで10分程度で着きました。
中は土足禁止でスリッパに履き替えて入ります。履いてきた靴を入れる袋も必要でした。

13時45分開始の男子D班に順天堂大学日本体育大学ら有力校が登場。
第1種目目のアップが終わり、競技開始かと思われた矢先、つり輪が切れるアクシデント。
2013年に岩手県営体育館で行われた東日本インカレでもウォーミングアップ中につり輪が切れ、加藤凌平選手が肩を痛めてしまうというアクシデントがありました。
今回は怪我をした人はいなかったようですが、器具のトラブルは気をつけてほしいところです。
全競技をストップし、切れたつり輪の修復作業が行われました。
つり輪のてっぺんに引っ掛ける専用のはしごが登場し、手際よくつり輪のワイヤーを外して、一旦地面に下ろして修復し、手早くつなぎ直して修復してました。
輪に棒を通して水準器で輪が水平かどうか確認。
選手がぶら下がって問題ないことを確認し、競技再開。
再開時の仙台大学選手のウォーミングアップでは笑顔が見られるなど、動揺がなさそうでよかったです。
競技再開はアップからやり直していたので、25分くらい時間が押しました。

男子団体
優勝 日本体育大学 417.200
2位 順天堂大学   416.600
3位 仙台大学     404.150
4位 筑波大学        400.900
5位 日本大学        382.650

男子個人総合
優勝 柚木健太郎選手(日本体育大学4年) 84.850
2位 谷川翔選手(順天堂大学3年)             84.400
3位 杉本海誉斗選手(日本体育大学2年) 84.300
4位 府殿大佑選手(日本体育大学4年)    83.700
5位 加藤裕斗選手(順天堂大学4年)        83.300

種目別
ゆか
優勝 谷川翔選手(順天堂大学3年)        14.650 
2位 杉本海誉斗選手(日本体育大学2年)14.300
3位 橘汐芽選手 (筑波大学1年)           14.250

あん馬
優勝 池田大騎選手(仙台大学4年)   14.600
2位 柚木健太郎選手(日本体育大学)14.400
3位 鈴木茂斗選手(順天堂大学2年)14.350

つり輪
優勝 柚木健太郎選手(日本体育大学4年)14.400
2位 山根直記選手(仙台大学3年)            14.150
3位 横井君宇選手(日本体育大学3年)      14.000

跳馬
優勝 三輪哲平選手(順天堂大学1年)     14.900
2位 大久保圭太郎選手(順天堂大学2年)14.850
3位 南亜蘭選手(早稲田大学4年)           14.800

平行棒
優勝 杉本海誉斗選手(日本体育大学2年)15.150
2位 府殿大佑選手(日本体育大学4年)     14.850
3位 三輪哲平選手(順天堂大学1年)        14.700

鉄棒
優勝 田中樹選手(日本体育大学4年)13.800
2位 鈴木茂斗選手(順天堂大学2年)  13.700
2位 青木翔汰選手(仙台大学)          13.700

優勝は日本体育大学でした。
ゆか、つり輪、平行棒、鉄棒で順天堂大学を上回りました。
平行棒は杉本海誉斗選手がササキ、高さのあるバブサー(E)、前方かかえ込み2回宙返り半ひねり降り(F)をピタリと決めて15.150の最高得点、凄かったです。
個人総合でも柚木健太郎選手がNHK杯優勝の谷川翔選手を抑えて84.850で1位。
丁寧な演技よかったです。
おめでとうございます\(^o^)/

2位はスター選手を揃えた順天堂大学
注目の谷川翔選手は、第1種目得意のあん馬でベルキで足をぶつけるも、ブスナリ(F)、アイヒホルン(E)と成功。
開脚移動でバランス崩しあん馬に一瞬座るミス。落下はせずになんとか降りまで持っていきましたが得点伸ばせず13.750。
つり輪、跳馬と安定感ある演技。
平行棒では、着地まで決める素晴らしい演技で14.600!
微動だにしない力強い脚前挙が冨田洋之さんを彷彿とさせますね。
鉄棒もコスミックひねり、チェコ式車輪、ヤマワキと成功!降りの伸身ムーンサルトは後ろに一歩跳び13.300。
床は前方屈伸2回宙返り半ひねり(F)、前方1回ひねり(C)~前方2回半ひねり(E)を僅かな一歩でまとめると、前方かかえ込み2回宙返り半ひねり(E)は着地ピタリ!
開脚旋回見事!後方3回ひねり(D)は僅かな一歩にまとめました。14.650の最高点!
先週NHK杯であれだけの死闘を繰り広げた後なので疲れもある中、さすがの演技でした。

三輪哲平選手と大久保圭太郎がロペスを決めて跳馬ワンツーの高得点!
鈴木茂斗選手の鉄棒13.700全体2位の高得点。
加藤裕斗選手もあん馬、つり輪とさすがキャプテンといった安定した演技が光りました。
鉄棒で三輪哲平選手がカッシーナとコールマンで落下し、湯浅賢哉選手もカッシーナで片手が外れるミスが出て点数伸ばせず。
後半、平行棒、鉄棒で怒涛の追い上げを見せた日本体育大学に及ばず2位でした。

3位は仙台大学
鉄棒で青木翔汰選手が13.700を出すなど、応援もすごくて、盛り上がってました。

東日本インカレ、大学の大会ならではの元気のいい応援とかも、学生のエネルギーを感じられてよかったです。
NHK杯から一週間の過密日程で疲れもあるなか、ミスもありましたが、素晴らしい演技たくさん見れてよかったです。
白井健三選手、谷川航選手、萱和磨選手、千葉健太選手、前野風哉選手らシライ世代の卒業後、初めての大学の団体戦
順天堂大学は、谷川翔選手、三輪哲平選手、日本体育大学は柚木健太郎選手、杉本海誉斗選手とそれぞれ新しい世代が中心となりましたが、大学の覇権をかけた戦いはより激しさを増していく感じです。
競いあって強くなって体操ニッポンを盛り上げてほしい!
頑張れニッポン\(^o^)/